第24章 *衝突
~講習会の時の様子~
後に受けていたケイトの様子をリヴェリア曰く…
リヴェリア「必死に聞こうと私を見て、必死に本と照らし合わせようと俯いて
そして目線を再び合わせて聴き入りながら頷いて、それからまた下を向いて…
…//」ぷるぷる
フィン「?どうしたんだい?」
リヴェリア「……いや…水飲み鳥に、似ていた//」ぷふっ&ぷるぷる
ケイト「!!?;(ガーン!!)
何でそれと同じにすんのおおおお;」ぱこぱこ
フィン「ふっ//…確かに//」ぷるぷる
フィン&リヴェリア『あっはっはっはっ!^^//』
ケイト「二人の意地悪うう!!;」ぷりぷり
~始祖神?~
執務を手伝ってもらいながらの雑談、僕は少しだけ尋ねてみた。始祖神かと…
ケイト「私は始祖神じゃない。
あくまで始祖神の生まれ変わりで、力の一端とその時の記憶を宿しただけだ。
神が行使するほどの力なんてないし、使うこともできない。
始祖神と同じ魂だから始祖神になる気はないし、そもそも…生み出した時の記憶しかない。
全く何もない空間だった。そこから築き上げていって…それがとても楽しかったんだ。
2800年前に亡骸から生み出されて、それからすぐ転生させられて…ヘレイオスは白呪術師として生きていたんだ」
フィン「呪術師?」
ケイト「うん。
黒は相手に負の影響を、白は相手に正の影響をもたらすもの。
前々世の時に使っていたもので、今も使える力なんだ。
前世には霊感が無かったから使えなかったけどね^^;
感覚的にエネルギー?というか気の流れみたいなものを感じてはいたけれど。気功かな?
自然治癒力を上げることが出来る、魔力とは別種のもの」
フィン「気か…そういえば聞いたことがある。そういう独自の技術が東にあると」
ケイト「エネルギーに近いものでね?実際に体感してみればわかるよ。
自分の場合はあったかいもので、他の人はピリピリとか感じ方が違うらしい。
で、外気功っていう武術の類のものもあってね?」
フィン「待った。この続きはアイズも揃ってからにしよう。
出来れば皆にも取り入れて欲しいかな」
ケイト「大丈夫だよ。生物なら誰でもできるから。
習得に時間がかかるけども」
フィン「わかった。まずは聞いて実際にやってみてから考えよう」
ケイト「わかった!」こっくり