第23章 暴走
ヘファイストス・ファミリア
椿「ケイト、来たか!」
ケイト「うん!修理有難う」
椿「うむ。気にするな!!
それよりも見ろ!三重構造にしてみた!
衝撃吸収のは外と内の間になるようにし、外と内は全てオリハルコン製で不壊属性のみ!だがどこからどこまで見ても服にしか見えん!!
そう!服にしか見えず金属とは思えない触感!それでいながら動きにも柔軟についていき
ケイト「うん!;
ちょっ;ちょっと!;椿熱入り過ぎ!!;」あわあわ
ヘファイストス「あら。来たの?」
ケイト「ヘファイストス様!こんにちは!」ぺこ
ヘファイストス「こんにちは。
それよりも元気そうで安心したわ。
生死の境を行き来していたと聞いたから」
ケイト「あ;快気しましたって言いにくればよかった!;」あせあせ
ヘファイストス「大丈夫よ。ちゃんとロキから聞いていたから^^」くすくす
ケイト「そ、そうなんだ。よかった」
椿「うむ。あれは流石に胆が冷えた」
ケイト「心配かけてごめんなさい;」しゅんっ&俯
ヘファイストス「いいのよ。元気ならそれで^^
それと昨日ロキから聞いたわよ?
Lv.8へのランクアップ、おめでとう」
ケイト「ありがとうございます!」90度お辞儀
椿「もうなったのか!」
ヘファイストス「まだ冒険者登録してから1か月と5日しか経っていない時のことらしいわ。
結構騒がしかったわね。
主にロキがとっても嬉しそうに大笑いしててね^^」くすくす
ロキ『はい!第3回緊急神会!!
もう何が起こるかわかっとる奴も多いやろ!?
あっはっはっはっはっはっはっ!!!』
気が触れたかのような長い笑い声に、何事かと視線が集まる中でロキは言い放ったらしい。
ロキ『うちのケイトたんがやりおった!
Lv.8や…冒険者登録からたった35日でなりおったああああ!!』
周囲『えええええ!!』
ロキ『龍の力の一端やったんやホワイト・ノヴァは!!
通りで進化するわけや!あれは引き出し度を示すもんや!!
あの光見たやろ!?』
『一か月でLv.8だと!!!??』
『あの重傑君の一撃を押し返した描写はあったが、その時点で龍の力だと!?その両方だからか!!』
ロキ『そういうことやああああ!!!
うちのケイトに手出ししたらぶっ倒すからな!!』
それからは二つ名について意見が行き交ったらしい。