第3章 家族として
ケイト「あの時は無駄にさせて堪るかって必死だった。
護りたくて、傷付くそれを見たくなくって…ただただそれだけだった。
そこに自分や皆のことは含めてなかった。
だからこそ、それだけがむしゃらになれたのかもしれないけど…」
ロキ「ほいほい!落ち込むのもう禁止!
せっかくのお祝いがお祝いでなくなるわ!!酒飲まれへん!
それに言うてたって始まらんやろ。次気を付け!な?」
フィン「そうだね。
君のことがただただ気がかりだったから、つい口うるさくなってしまった。
すまない」ぺこ
ケイト「そんなことないよ!
私は馬鹿だから…言われなきゃずっと気付かなかったままだと思うし…
きっと言われるまで、考えもしなかったと思うから。
だからありがとう!」
リヴェリア「それを言うのなら、こちらの台詞だ。
ケイトがもし来なければどのように切り抜けていたか…今でこそ言えることだが想像がつかない。
被害が0では済まなかった可能性だってあったのだからな」
ロキ「ええから楽しもや!
長々としゃべっとったらせっかくの料理が冷めてまうで?」
ケイト「えっと…あのね」
『?』
ガレス「どうした?」
ケイト「宴の楽しみ方についてだけど、どうすればいいの?
初めてだから…わかんなくって//」もじもじ
アイズ「美味しいものをたくさん食べて、飲めばいいと思う」
ケイト「飲むのでお薦めって何だろう。この店の料理は何でもおいしいし」
店主「嬉しいことを言ってくれるじゃないか!
ほらおまけだよ!たんと食べな!!」どんっ!
ケイト「い!?」ビクッ!
店主「事情は聴いてる。育ち盛りなんだからたくさん食えるようにならないと身体が持たないよ?」
ケイト「あ!ありがとうございます!//」
ロキ「ありがとなー♪」
店主「あんたにはあげないよ」じろ
ロキ「えー;」
焼きそば大盛り…食べ切れるかな?(ごくっ)
一週間寝たきりの間は食べれなかったんだよね?ちょっとだけ心配…
その結果…無事に食べれたが、それのみでいっぱいいっぱいになってしまった。