第3章 家族として
気にするな発言については56ページ参照。
ケイト「!わかった。
まずワンクッション置く!ブレーキ付ける!」
フィン「うん。君に足りてないのは、まさにそれだね。
思ったら一直線なのはいいよ。
あんな目に遭わされてもなお、護ろうと必死に頑張る君の姿勢は確かに魅力的だ。
けれど、その前に考えて欲しい。目の前にあるものを。
今の君にあるものから、目を背けないで…逃げないで欲しい」
ケイト「…うん。わかった!
教えてくれて…というか教えてもらってばっかりで…その、ありがとう。
気付けなくてごめん。重ね重ね心労かけてばっかりで本当に申し訳ない!;
って何回目だろう、これ!;」
フィン「さあ?何回目だろうね(くす)
ともかく、僕が言いたいのは…その身体が勝手に治るものだからと言って、いくらでも傷付いていいだなんて思って欲しくない。
それだけだ。
もし逆なら…考えてみれば、意味はわかるよね?」
ケイト「うん。よくわかった。確かに逆なら絶対嫌だ」
フィン「考えたことがないから、わからないだけなんだよ。
考えることを投げ出さずにいてね。これからは」なで←ケイトの左頬を拳を固く握り締めていた右手を広げて撫でる
ケイト「…はい!(心底…心配だったんだ」頷&うるっ
フィン「頑張れ。君の冒険はまだ、始まったばかりなんだから」
ケイト「はい!」気を付け
リヴェリア(ここまで肩入れするのも珍しいな。まあ…私も人のことを言えないか)微笑&溜息
ロキ「さてと、話と気は済んだか?」
『!…』こく
ロキ「んじゃあ宴楽しむのに率先や!じゃんじゃん飲み!」ジョッキ掲げる
フィン「魔操作を魔法へと、《ホワイト・ノヴァ》へと昇華させて発現させることができたお祝いもしようか」
リヴェリア「そうだな。
その可能性も踏まえて、Lv.1の時に《?》表記だったのだろう。
目覚めさせたのは、是が非でも勝って護りたいという欲望、これ以上傷付く人を増やしたくないという想い、それまでの兵による蹂躙から編み出した剣術と体術が負けて欲しくないという意地、負ける直前において見せた底知れない胆力…
沢山の要因が重なってできたのだろうな」
フィン「そうだね」微笑
なんか難しい話になってきた;(汗)