第23章 暴走
リヴェリアからの9時から12時までの講習が終わって昼御飯を終えて
ティオネとティオナと三人きりになった後、ティオナが話してくれた。
ティオナ「あのさ…私達が人を殺してたって聞いたら、どうする?」
ティオネ「ちょっ、ティオナ!」
ケイト「?変わんないよ?」
『え!?;』
ケイト「だってさ…何か理由があったんでしょ?しなきゃいけないほどの。
そりゃ殺すのが楽しいとか、そういうのが好きだとかだったら問題だけどさ…そういうのじゃないっていうのは見てたらわかるよ。
理由なくそんなことが出来る人じゃないでしょ?
それにさ…私は、自分の目で見た二人を信じたい。
いつもティオナの明るさに救われてるし、ティオネのはっきり伝えてくれる姿勢に助けられてるし…
だから信じてるんだ。私は、二人のことが大好きだから^^//」
『!!』
ケイト「だから、人殺しだろうが何だろうが、そんなの関係ないよ!
大好きなことに変わりないしね//」にっこり
『……ぷっ』
ケイト「え?何?どうしたの?」
『はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!』
ケイト「え?;え?;何?;本当に何?;」おろおろ
ティオネ「馬鹿ね、本当に」くす
ティオナ「うん。本当に!^^」けらけら
ケイト「え!!?;
私って…馬鹿馬鹿よく言われるけど、そんなにも馬鹿!?;
いやでも計算できるし読み書きだってできるし戦術や駆け引きだって…」おろおろ
『いや、そっちじゃない』
ケイト「え!?;どゆこと!!?;」
ティオナ「あ~もう//(くすくす)
わかんないままでいいから!b」ぐっ!
ケイト「ええ!?;私だけ仲間外れ!?;」ガーン!!
ティオネ「はあ~。あんたってつくづく…;(額押さえ)
馬鹿って言うのはね?損する性格してるって意味よ。
この場合ではね」
ケイト「へえ?でも損しててよかったよ」微笑
『え?』