第22章 休み
ケイト「にしても…治療費って一体いくらかかったんだろう?;
前の時のは診察だけとしても、今回は死に掛けたわけだし魔法かけ続けさせたわけだし…;」
フィン「それに関しては別に気にするほどでは」
リヴェリア「ああ。今回の遠征で大分と稼がせてもらったからな」
ケイト「でも悪いよ!;私から出すから;」
フィン「いいや、こちらから出したから安心してくれ。
夫婦の共同資産だ。気にする必要もない。
ただでさえ君は気にし過ぎる傾向が強いのだから」
ケイト「うー;でも…負担かけるのって
フィン「慣れてくれ。
僕達はもう夫婦なんだ。
そんなに気にしていてはこれから先やっていけないだろう」
ケイト「むー…わかった;」渋々頷く
フィン「うん。わかってもらえたのなら何よりだ^^」なでなで
そして「そろそろ代わってもらえるかな?」とリヴェリアに尋ね、ようやく膝枕を代わってもらった。
ロキ「ケイトの英雄譚、第三版が発売かあ」
ケイト「行為の情報まではばらしてないよね?」じと目
リヴェリア「そんなわけがないだろう」嘆息
フィン「ははっ^^;
流石に18禁仕様になるからね。載せられることはないだろう。
別冊にでも載せられるんじゃないのかな」
ケイト「フィンがばらしたんでしょ?今朝の行為。
ロキから聞いた」ぷいっ
フィン「ロキ…」ゴロゴロ
ロキ「い、いや!;違う違う!;違うて!!;」あわあわ
ケイト「だってそう言ってたじゃん!
フィンが『押し倒して初めてを捧げて、ケイトの初めてを奪った』って言ったって!
で、そう広めたんやってロキが土下座で謝ってきててさ。
フィンがやったんでしょ?」
ロキ「済まん。うちの言い方が悪かったわ;
うちが皆に言った。
で、フィンは被害者で思いっきりぼろくそに殴ったんや;
ボロボロのまま土下座しとったやろ?;ケイトのそれ、区切りが間違っとる;」
ケイト「え?;…ごめん;」
フィン「…僕がそんなことを広める人だと思ってたのかい?」じと目睨
ケイト「いや…そういうんじゃなくって…;
なんか…うん、自慢しそうだなあって…」しどろもどろ
フィン「まあ…確かに…ガレスに感触を伝えたわけだけれど//;」遠い目&そっぽ向く
ケイト「言ったの!?;言っちゃったの!?;」
レフィーヤ「あのー;そろそろくじを引いて下さい;」