第22章 休み
普段滅多にそういうことを話さないからこそか、『これは見物だ』と期待の目が向けられていた。
アイズ「えっと…最近、一番楽しかったことは…雪合戦の後始末」
『え?;』
アイズ曰く、当時のこと(308ページ参照)を説明された。
ケイト『雪玉の始末どうしよう?』
ティオナ『途中からモグラ叩きにスキーやスノボーやり始めて脱線していったし、このまんまじゃもったいないよねー?』
ティオネ『そう言えば…団長、見てくれてないわね』ぼそり
ケイト『え!?;窓凝視したままだったのはそれで!?;』
ティオネ『よし。固く固く固く固く固くして投げ付ければ!!・・』ぎぎぎぎぎぎっ
ケイト『ダメダメダメダメえ!!;』あわあわ
ティオナ『貫通しちゃうから!!;窓破っちゃうってば!;』
ケイト『フィンの頭も貫通しちゃうよ!;絶対ダメ!!;』
総がかりで止めた後、手早く雪玉を使い終えようと考えた時
ケイトは何かを思いついたのか、クリエイトを使いだした。
ケイト『集え雪よ!!
フィンへの愛を伝える為!この想いをぶつける為!!
全身全霊を以って証明してみせよおおお!!!』真剣&くわっ!!
『『『なんか重い(です)よ!!;』』』
ケイト『雪玉んじゃああああああ!!!』左拳天に掲げ
ティオナ『なんか凄いのができた!!;』
2階の天井並みにでかいロボができた。
ティオネ『ふっ…ふっふっふっ…』黒笑&肩震わせ
アイズ『ティ、ティオネ?;』たらたら
ティオネ『団長の愛は私のもんだああああああ!!!!』
ケイト『いいや!!フィンの愛は私のものだああああああ!!!!』
ティオナ『いつになく強気!;』
ケイト(ティオネ)『『フィン(団長)に愛を伝えるのは私だあああああああああああ!!!!!』』
アイズ『【目覚めよ(テンペスト)】!!』キラン←ケイトと反対側(ロボの左肩)に乗って魔法発動
ティオナ『え!?;ケイトにつくの!?;
ついちゃうの!?;』
アイズ『うん!なんだか面白そうだから//』キラキラ
レフィーヤ『ちょっと待って下さい!;
え!?本気!!?;』
ケイト&ティオネ『『私の愛が上だああああああああああああ!!!!!!!!』』
キャーキャー!!!
振り上げられる雪玉ロボの左拳、ティオネの右拳
それらが交錯し合い、あたりの雪が爆風と共に飛び散る。