第3章 家族として
ケイト「えっと…私なりに、けじめ、つけたくてそのっ!//;(おろおろ&あわあわ)
フィン…教えてくれて、本当にありがとう。
今回の過ちは『絶対』忘れない。二度と繰り返さないから」
フィン「…うん。いい教訓になったならそれでいい。
今回の失態による被害はなかった。
ロキとベートに一日中ケイトへの悪口や暴虐を捲し立てられて散々に蹴散らされた『街の人達』以外はね(ちらっ」溜息&苦笑&片目瞑
ロキ&ベート『!!;』ぎっくう!
ロキ「あ…あれはやなあ;うちの眷属(子)に消えん傷を与えた報いっちゅうかなんちゅうか;」しどろもどろ&たらたら
ベート「無抵抗の奴をいたぶって楽しむクズが悪ぃ」ちっ
ロキ「そうやでほんまに!」びしっ!
『……』じとー
ロキ「ま、まあ最後の最後で出発前に土下座して謝ってこられたわけやし?
意識を失ったままのケイトに!
おまけに感謝も込めて像まで建てるらしいで?
なんたって死んでたもん蘇生した英雄なんやからな!//(ふふん←鼻高々)
うちらのお陰で考えを改めるきっかけにもなったやろうし!
そいつらやって逮捕はされんかったけど別の形で責任取らされるらしいから別段問題ないで!?;な!?;」あせあせ
フィン「くす)そうだね。
だからケイト『も』気負い過ぎる必要はない。
誰でも間違いを犯すものだ。それこそ気付かない内にね^^」
ケイト「でも…」
フィン「僕だって間違いを犯した」
ケイト「!え?」
フィン「まだ視野が狭まっていて、起きたばかりの君に考えるよう強要した。
もう少し違ったやり方もあったかもしれないと、今になって思う。
それでも僕は、君の本質を見ない捉え方をされるのが嫌だった。
世間の目はどうにも、そういう目で見ようとしないからね…
だからつい、厳しめの言葉を選んでしまったんだ。それも、その意図も伝えずに…
僕も身勝手な行動を取ってしまったというわけだ。冷静に対処しなければいけない立場に居るはずの僕がね…^^」ふふっ
そっか…
そうだったんだ……