第21章 *初めての…
ケイト「その…納得、してくれた?」
フィン「うん…できればそちらの方を早く伝えて欲しかった、かな」
ケイト「我慢じゃなくって…折り合い、付けれた?」
フィン「ああ…できれば、君が折り合いを付けてくれると有り難いんだけれどね?
フラッシュバックによる苦痛は、それはさぞかし凄まじいのだろうけれど…
もし、逆ならどうする?自殺しようとばかりされたら」
ケイト「止める!身を持って止める!!何度でも聴いて、何度でも付き合って、死ぬ最期の瞬間まで寄り添う!
フィンが苦しんでるのに黙って見てるなんてやだ!性に合わない!!」
フィン「瞠目)…
ぷっ、くっくっくっ!^^//」くすくす
ケイト「!え!?;何?;」おろおろ
フィン「はっはっはっはっはっ!
いや…実に君らしい答えだと思ってね^^(くす)
なるほど…確かにそうだね。
君はもう少し強く当たってもいいようにも思うよ。
それで傷付くほど、僕は柔じゃないからね^^」くすり
ケイト「ん…わかった//」こく
フィン「なら何よりだ…^^//
君には、遠慮という文字がどうにも抜けきってないようにも見える」
ケイト「遠慮?」
フィン「ああ…どこか、常に気を使っている感じがヒシヒシとね。
同じようにそれを感じているのは、僕達の中にもいる。
そんなに街の人達に気に入られたいのかと、怒りを露わにする人もいたぐらいだ。
君の意見を聞いてもなお、収まりがつかないほどにね。
その件の対処についても考えていて、僕自身も同じく収まりがつかない方だったから…
余計に、中々収拾がつき辛い状態だった」曇り顔
ケイト「あちゃー;ごめん!;
どうしてもその時は感情論になっちゃって;
居ていいの?って聞いた時…頷いてくれたから、途中で切り上げて満足しちゃったんだ;」
フィン「いや…逆に今聞けて良かったよ」
ケイト「え?」
フィン「君を選んだ僕の目は狂っていなかったんだと…より深く実感できた(なで)
お陰で、これからの行為にも集中できそうだ^^//」にっこり
ケイト「!?///;」ぼんっ!!
フィン「ケイト…君が欲しい//
決して乱暴には扱わないと、フィアナに誓おう//
今から、付き合ってくれるかな?///」
ケイト「よ…喜んで///」
若干恥ずかしそうに俯くケイトを前に、僕はそっとベッドへ押し倒した。