第20章 龍人化
ガレス「ふむ…『龍の力』=『始祖神の力』か」
リヴェリア「今一実感が湧かんな」
フィン「…これは憶測だが、ケイトにとってのそれは本来ならばそう簡単には引き出せないはずだったんだろう。
だからこそ龍の力を扱いこなすことこそ偉業と認められたんだと思う」
ケイト「その…;
怒らないで聞いてね…黒い隻眼の竜、最強の階層主だと思って…倒しちゃった。
倒すのに2日かかって、ドロップアイテムが衝撃吸収と形状記憶に富んでるの;」がたがた←96,619ページ参照
『………………それは知っている』
フィン「…ドロップアイテムについては今知ったが、倒した件については第二版でも書かれてある。
Lv.7、Lv.6多数でも撃破できなかったそれを単独で倒したんだ。丸ごとね。
通りでランクアップが一気に4まで進んだわけだと納得する人は多かった^^;
ただ黒竜はLv.8相当だと言われていて、何故その時にLv.8にならなかったのかだけが謎なんだけどね」
ロキ「そうやな。
水晶で確認して、例の提出した水晶のコピーでも確認したわけやし」
フィン「ああ、そうだね」
リヴェリア「だからこそ名実ともに認められている」
ガレス「そもそもLv.8自体異例の快挙じゃ。誰も文句は言わんじゃろ」
ロキ「人類初の快挙やで!
人間の身体のまま龍の力を御しきった!自在に扱えるようになった!
龍そのものを支配したんや!!あ、始祖神の力か」
フィン「ンー…恐らくだが、あれは目覚めのきっかけだった。
と言うことかな?」
ガレス「しかし、わしの全力の一撃を押し返す時に発現した体を装ってしもうたな」←64,71,614ページ参照
リヴェリア「Lv.6の全力の攻撃をLv.1が弾き返した。
結果だけでみれば信じられないだろう」
ロキ「逆に言えば、それほどまでに『龍の力』は凄まじいというこっちゃ」
フィン「うん…それを鑑みてばらしたわけだしね」片目瞑
ガレス「手を出しにくくなるじゃろうからな」
フィン「でも…少し不安になる。
化け物と罵られることに、ケイトは過剰なまでに怯えている」
ガレス「考え過ぎのような気もするがの」
ロキ「その時はうちらが護ればええんや!」
リヴェリア「ということで、第二版に載せることを我々の独断で知らせずに決定した。
伝えるのが遅くなって済まない」ぺこり