第3章 家族として
背に書き綴られる一人の少女の物語。
所要期間:3日半
モンスター撃破記録(スコア):5000体
「Lv.1」から「Lv.5」到達記録を大幅に塗り替えた『世界最速(レコーダーホルダー)』が誕生した――
フィン「初ランクアップがLv.5か…
オールI、0になることに驚いていたね。
ランクアップとは、神にそれに値すると認められた証でもある。
改造じゃないということがわかってもらえただけでもよしとしよう」
ロキ「吐き出せる時に吐き出しておかんとな♪」
リヴェリア「反省の色が見えないのだが?」じろっ
ガレス「今に始まったことではない。いつものことじゃ」溜息
フィン「そうだね」
そうして歩くこと数分…
両腕を掴んで左右から挟まれて連行されているケイトを見かけた。
ロキ「ん?何や?」
ティオネ「服の機能も兼ね備えた防具を椿に依頼できたんだけど、ケイトの下着だけ買ってなかったでしょ?
今から買いに行く所なのよ」
ロキ「よっしゃ!そんならうちm
ケイト以外/レフィーヤ『ついてこないで/下さい!』
ロキ「んな殺生なー;」
ケイト「リヴェリア、本当にごめんね」
リヴェリア「?どうした?」
ケイト「服所か下着まで繕わせて;」ずうううん
リヴェリア「気にするな」
アイズ「だから言ったでしょ?本人は気にしてないって」
ケイト「うー;」
リヴェリア「そう思うくらいなら怪我をしないでくれ」
ケイト「はい;」
リヴェリア「血にまみれたお前を見るのは好きじゃない」
ケイト「わかりました。気を付ける」
フィン「僕とガレスは先に席を取りに行くよ。豊饒の女主人で落ち合おう」
ティオネ「はい!団長!」
ケイト「よし、私も先に
『下着買え!!』ぐわしっ!
ケイト「嫌だああああ;」いやいや
ティオナ「そうやって逃げようとしてばっかりだから腕を掴んでるんだよねえ^^;」
アイズ「強引にでも連れて行こう」キラン
レフィーヤ「アイズさん!?;目の色が変わってる!;」汗
リヴェリア「本人がいなければ買えるはずもないだろう;」溜息
その後、強引に服屋へと連れて行かれ
女性達から下着を見繕われて買わされたのは言うまでもなかった。