第3章 家族として
『(ランクアップ)するだろうな』
ロキ「そう。ランクアップせん方がおかしいんや。
で…フール・ハーディの説明、覚えてるか?」
フィン「『数値・発展アビリティ・スキル・魔法の制限解除及び限界突破及び【経験値】倍加』だろう?
!まさか…」
ロキ「そう!
書いてあった中に、『ランクアップ』は含まれてなかった。
おそらくフール・ハーディはランクアップには一切関与してへん。
神からの純粋かつ順当な評価やと、今になって気付いたわ(ぺちっ、自身の額叩く)
疑問最初に吹っ掛けといてなんやけどな^^;
うっかり忘れとったわ!すまん!!(ぱんっ!」合掌
リヴェリア「あえて私達の抱くケイトの評価を聞く為にそう半減したという前提をもって疑問を口にしたのか…
まったく(溜息)
抜けているように見せかけたのが見え見えだ。存外に切れている」
ロキ「うげっ…わかってもうた?;」恐る恐る顔をあげる
フィン「まんまと乗せられたね」溜息&腕組
ガレス「半減しとるように見せかけるとは…まったく、よくもまあいけしゃあしゃあと」溜息
ロキ「そやから堪忍!;
つい魔が差したんや!悪かったって!;
今晩の打ち上げ、うちのおごりでいくらでも飲み食いしてええから赦して!」ぺこぺこ
フィン「普通に聞いてくれれば話したというのに」溜息
リヴェリア「わざとそのように話させるのは金輪際やめてくれ。
普通に聴けば話すというのに」溜息
ガレス「まったくじゃ」溜息
ロキ「まあでもお陰で今後の打開策や問題点は把握できたやろ?」
『それが狙いなら最初からそう言え』
ロキ「すまん!;(ぺこり)
でも言うたらケイトへの不満もおちおち吐けんやろ?
共有できたからこそやないか」
フィン「…そうだね」
リヴェリア「確かに一理あるが、いいように踊らされているようでやられているこちらとしてはいい気分ではない」片目瞑
ガレス「まったく…わざわざ抜けているように見せかけんでええわい」溜息
ロキ「あはは^^;」
フィン「まあそれはそれとして…6時に集合だったね。
もう5時近くだし、そろそろ出かける準備でもするかい?」
ロキ「そうしよそうしよ!」
まったく…
昔からひょうきんに見えて存外に切れる……
だからこそ我々からの信頼も厚いのだが、程々にして欲しいものだ(溜息)