第20章 龍人化
ティオネ「団長!!」
フィン「?どうした?」
ティオネ「物足りなく感じたら是非私にも!!
愛人としてでも!側室としてでも!!」ずいずいっ!
フィン「…;
済まないがティオネ。
妻に対して不誠実な真似はさせないでくれ^^;
僕自身が耐えられない」苦笑&汗
ティオネ「はい!いない所で是非!!」
フィン「そういう問題じゃないんだ…;」曇り顔&両目瞑り&嘆息
それから後、「今後ケイト以外の女性にはする気はない」と明言した。
そんな矢先…
ラウル「!…闇派閥に動きが!」
フィン「よし。戦闘準備!」ばっ!←槍構え
高さ3.8mの緊急馬車の上に乗って闇派閥の動きを確認しているラウルの声に従い、指揮を執った。
が…一つだけ、問題が発生していた。
ケイト「待って!」
アイズ「!どうしたの?」
ケイト「…腰が」
リヴェリア「腰?腰がどうした?」
ケイト「…腰が、砕けてて…立てない;」ぷるぷる
ティオナ「あー;」
ガレス「フィンからの熱烈なキスのせいか」じとー
フィン「…//;」たらたら
ベート「盛り過ぎなんだよ」けっ
フィン「…;」ぐさっ!
ティオナ「戦力激減させてどうするの…フィン;」
フィン「………済まない//;」汗
そんな会話の最中、馬がかける音が聞こえてきた。
パカラパカラ
ティオネ「!馬車?」
ロキ「ケイト!馬車の中に入r
リヴェリア「ロキ、手を出すな!」
ビュン!(ケイトへ縄が飛んでくる)
しゅる!!びん!(右腕に絡みつく)
ケイト「うわっ!」ぐいっ!(馬車に引っ張られる)
アイズ「!ケイト!」ばっ!(縄へ斬りかかる)
がきぃ!!
フィン「!オリハルコンの縄か!?」だっ!
リヴェリア「待て、フィン!爆太郎、追え!」
ドン「きゅ!」目標指差す
爆太郎「ひひぃーん!!」だっ!
フィン「なるほど」さっ!←緊急馬車の上に飛び乗る
ロキ「やっぱ初速から時速70kmでものごっつ早いなあ。
なのに…一切微動だも揺れん。激しい音もせん。
超高級車も顔負けやで!^^あっはっはっはっ」
フィン(ラウル)『笑ってる場合(っす)か!!(;)』←乗り合わせてる人達(フィンとラウル)
一時の幸せも束の間に終わり、追走劇が始まった。
相手の持つ馬車も意外と早い。
追い付くまでに20秒ほどかかる程度には…