第3章 家族として
その頃のフィンは…
フィン「純粋な眼で見てくれればいいんだが…そういうわけにもいかないだろうね」溜息
リヴェリア「ああ。困ったものだ」溜息
ガレス「お主ら考え過ぎじゃないか?;
いずれにせよ避けられんだろうに」
遠征で組み分ける隊を考えているものの
あまりに能力的にも万能過ぎる為、目星は付けてはいるものの未だ悩んでいた。
その目星とは…第一級冒険者のいる隊だった。
アイズ「あの、靴は?」
『あ』
椿「そういえば靴もだな!靴は動きやすい形で、白にしよう。
関節だけ押さえず護れるようにせんとな」
ケイト「えっと…コートって言っても服として使用したいんだけど;」
椿「安心せい。わかっておるわ!
しかしぶかつき過ぎれば隙間から刺されて護れん可能性も出てくる。
お主の来とる服程度には締め付けねばな。
胸の形はそのまま合わせて…っと、Dはあるの」再び採寸
ティオナ「D!?;」
椿「コートのような形にして腹部まで護るとしても、上からベルトで押さえつつ両腰にポーチでも付けるか。
鞘はベルトに差せばよいだろう。差しやすいように鞘を固定するよう細工しておいてやる。
長ズボンは多少緩くてもよいが、逆にどこかに引っかかれば引っ掻き回されて大変な目に遭うだろう。
お主に違和感がないようにする為にも、同じ程度のぶかつきがよいだろうな」
そう言いながらケイトの短剣?
脇差と呼ばれたその全体の長さから固定する部位の太さを採寸していた。
ケイト「重ね重ねご配慮いただきありがとうございます」ぺこ
椿「よいよい。お得意様になったわけじゃしな^^//♪
そう気負うでないわ!
重さはほとんど感じず動きやすいように作ろう。
これだけ秀逸な素材ばかりなのだからいける!腕が鳴るわい//♪(腕まくり)
流石5000匹分♪」
ケイト「えっと…正確には2835匹分なんだ^^;
階層主は全員ドロップしたんだけど、ドロップアイテム自体滅多に出ないらしくって;」
椿「何を言うか!これでも随分出た方だと思うぞ?
というか…よく持ち運びできたの、しかも一人で」
ケイト「クリエイトの空間魔法に収納してました」
契約手続きを終えて『ドロップアイテム』を出し終えたこともあって、上機嫌に次々に決めていってくれた。
最初からしてくれればよかったのに…はあ(溜息)