第102章 戦乱(せんらん)
頭の上に手を置かれ
優しく撫でられる度に、涙が更に溢れてえんえんと泣きじゃくっていた
恵土「ふっ(微笑)
泣くな
小南「だって…だっで!形見がああああああ!!」ぼろぼろ嗚咽
助けられてからずっと泣きっぱなしの小南に、恵土は笑った
自身の右手にあるネックレスの先にある十字架はドロドロのもみくちゃで、一部に傷まで付いていた
それを一度見てから、小南へ目を向けて笑った
恵土「気にするな(微笑)
小南「でもおおおおおおおお;」ギャン泣き
恵土「いいか?桐絵(すっ)←小南の前で跪いて、小南の右手を自身の左手に取り開かせる
これは確かに、私の大事なものだ(右手に持った十字架を胸の前で握り締める)
でもな…一番大事なのはお前だ(桐絵を真っ直ぐ見つめ、微笑み掛ける)
もうなくすなよ?」ちゃり
小南の右掌の上に、十字架を乗せて握り込ませ、微笑み掛ける恵土に…
恵土「^^」にこ
小南「ぶわっ)(だきっ!!)←目から涙が溢れ、恵土へ飛び付く
うわあああああああああああああああああああああああああああ!!!
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
ひっく、えっっ
うああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」
宝物を右手に、恵土に飛び付いて…
最上さんと救急の人が来るまで、ずっとずっと小南は泣いていたそうです
そんなことを言ってくれる人も、お前が一番大事だと示してくれたのも、恵土が初めてでした
この話は…元祖!恵土ファンクラブの中でも、昔にあった心に残る!ドラマティックな出来事として深く刻まれています
そして…家族の大事なものというテーマの答えを、小南はこう返した
先生「今回の宝探しで、家族の大事なものはわかりましたか?
小南「にこっ)私!!^^//」
先生「正解です!^^」
最上「ふふっ^^
(よかったな」微笑
そんな出来事が…宝物になりました
その年の七夕…
『王子様が現れますように』
小南が短冊に書いた願い事が叶ったのだと、小南は確信したそうな……
忘年会時
小南「その件で惚れたのよ!!」どやあっ!!←腕組み胸を張る
迅「その後恵土先輩どうしたの?」恵土へ顔を向ける
恵土「最上さんに任せて帰った」ごくごく
迅「帰ったの!!?」驚愕凝視
恵土「頷き微笑)ああ!
