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Unlimited【ダンまち】

第102章 戦乱(せんらん)





恵土「大丈夫…
大丈夫だよ^^」
言い聞かせるように、迅の頭を撫でる

それに迅は、夢の中でもいいものを視たのか笑っていました


恵土は…全てを喪った経験もあり、独りになる想いも、その後どんな想いを抱くのかも、身を持ってどちらも知っています
だからこそ…少しでも力になりたい一心で寄り添い、話し合おうとしていました

少しでも心が前を向けるように、幸せになれるように、長生きできるように、元気で過ごせるように、ただただ…必死だったそうです


現在

生駒『迅のお母さんとの二人きりの時間聞いて思い出したわ(じいいいいいん)

最上さんと迅の思い出
恵土との絆…全部焼き付いたわ』ふるふる涙

恵土「そんなに泣くことかな?」もぐもぐ
『泣くわ;』『あほ;』


新ボーダー設立
1年半後
10月1日
田中隊解散から程なくして…

当時、スカウトされて入ったばかりの
入隊一か月の生駒が…恵土へ頼み込みに来ていた

九官鳥を抱えたC級隊員が涙ながらに恵土の部屋へ訪ねに来ていた
生駒『7歳からの家族なんや!なんとかならんか!?
頼む!お願いや』ぼろぼろ涙
恵土「部屋に来い」
生駒『へ』
恵土「早く!入れ!!」

そして二人きりになってから
生駒『もうおじいちゃんなんや!なんとか…』ひっく
恵土「……」ぽおおおっ
それに恵土は何も答えず、掌から白い光を出していた

恵土「…………寿命だな…」
生駒『……っ
医者も匙投げたんやっ
もう無理やって』涙ぼろぼろ
恵土「家族は?」
生駒『電話で話せるけど』ぐすん
恵土「今から話せるようにする
無理やりにでも繋げろ(真剣)
最後の家族水入らずの時間だ
いいな?」
生駒『わかった!今かける!!』ぐすっ!

亡くなるまで話せるようにしてくれた
寿命ということもあって、5分間
家族も電話で交わって、最後の会話を堪能していた


話せるようにするや否や
他に音が入らないように結界を張り
部長室(田中隊室)の出入り口の前に陣取り(仁王立ちし)
誰も入ってこないように徹底してくれていた


5分後…
話し終えたことを生駒が部屋から出て知らせようとした

だが恵土はそれをすぐに制止して、共に部屋の中に入った

誰にも聞かれないように、と…


生駒『あいつ俺のことを馬鹿や言うてた^^;』ははは涙
恵土「言うな」真剣
生駒『え?』きょとん、ぽろっ


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