第102章 戦乱(せんらん)
その頃にはもう恵土の貯蓄は残り数百万しか無かった
あの子が自力でなんか無いかって必死に探して
特待生制度を見つけて、大学にも問い合わせて、自力で手に入れたんだ
必死に勉強して
『自分で欲しいものは、自力で手に入れる』
そういう娘(子)だったから^^
俺達に出来るのは応援と、それを支えることぐらいだった
だから…
先に生前贈与で渡していてもいいか?悠一
当番制で電気ガス水道代は要らない
大人が持つ
買い物で減った分もこちらに言いなさい
あの子は頑固だから、誕生日プレゼントぐらいこちらで払わせろって受け取ってもらえなかったけれど^^;」
最上さんからの説明に…
迅は恵土先輩らしいな、と苦笑した
林藤「こいつ、てっきり白帝でやるとかと思ったら←恵土の写真を指差す
何やったと思う?
(にやり!)
金額を聞いた時点で、自分で動いてやらねえと受け取る資格はねえって言い張りやがるんだ
頑張った分と釣り合わねえって
そんでこの建物全部、自力だけでやったんだよ
何日かかるんだって思ってたけど、途中からトリオン体で寝ずに不休で、食事以外休まずにやり切ったもんだからよ
俺達全員でかなりの金額出したんだよ
四人で出し合ってな
そしたら…
「貰い過ぎだ!!
言われてた金額と違う!!」だってよ(けらけら)
目ん玉飛び出してたぜ」
忍田「まあ1000万も貰えばな」くすくす←途中から参加(過去のビデオ閲覧時)
林藤「備え付けのエアコンから何から何まで建物内外にある設備まで徹底的にやったんだからまあ妥当だろって思ったんだがな
恵土「普通のハウスクリーニングだと50万程度だろ?多分!
こんなに…困る!!」
通帳と俺達を交互に見ながら叫ぶんだもんよ
笑いが止まらなかったぜ
恵土「貰い過ぎだ!!」
ってよ
進には黙ってろって言ったんだがな…
年末の頃だったし
で…結果的に、孤児の費用はこちらが持つ
学費や諸々は心配すんなって流れができたんだよな
また大掃除でも持ち掛けてみるか?最上さん」にやにや
最上「ふふっ…そうだな^^」
城戸「頑なに受け取らないから←同じく途中参加
「これまでの頑張り代だ
雑用も進んで毎日した件も合わせ諸々込みでの値段だ
気負わず受け取りなさい」
と言って、なんとか受け取ってもらえた」
林藤「ありゃ押し付けに近かったなあ^^」くっくっ!
