第100章 未来(さき)へ
林藤「はははっ!
煙草が目にしみるなぁ、くそっ!
げほっごほっ!!」つー
涙が頬を伝う
そんな林藤さんに…迅はこれ以上言えなかった
迅「って……(微笑)
俺はさ…?
サングラス貰いたいんだ
ほら…『いいものが見える』、ね?^^(カチャ)←目に掛ける
だからさ…
最上さんは…
恵土先輩が持っててよ
恵土先輩、一番強いでしょ?
(最上さん)——守ってね?」
最上さんが恵土を守ることを願って
恵土が最上さんを守ることを願って
託すことを選んだ
恵土「うん…うんっ……
でも……
トリガー、起動、できないよおおお」ぼろぼろ号泣←五体投地したまま泣きじゃくる
迅「纏いがあるでしょ
大丈夫…(すっ)←跪き目線を合わせる
恵土先輩は必ず…また、使えるようになるよ(微笑)
おれのサイドエフェクトがそう言っている^^」涙
恵土「………っ
悠一いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!(がばっ!)←抱き着く
大好きだよおおおおおおお
強く当たれないんだもん大好きなんだもん無理だよ大事だもんうわああああああああああああああああああああああああああああん」滂沱号泣
迅「恵土先輩落ち着いて
恵土「無理いいいいいいいいいいい!!」ぼろぼろ号泣
迅(最上さん…お願い、一つしていいかな?
恵土先輩を…守ってよ
絶対…どんなカタチになってもいいからさ(ぎゅうっ!)
自殺なんか、させないで…
守れなくて…ごめんっ)
号泣して泣き叫んで泣きじゃくり合う
互いの肩に、背に、腕を回して、抱き締め合ったまんま、お互い鼻水や涙でぐっちゃんぐっちゃんになってた
雨の中で、葬儀も終わり見送った
それから数日後…また、雨の中でのことだった
その二年後…
恵土は最上さんを、風刃を本部へ返した
風刃を再現したオプショントリガー、旋空を生み出せたから
そして——組織の形態が変わったことから、風刃の争奪戦になる
で…
本部にて
恵土「迅」
迅「!恵土先輩」
恵土「風刃を託したいのは…お前だ(微笑)
絶対掴み取って離すなよ!」ぐっ!拳を迅の目の前で握り締める
迅「!(瞠目)
(にっ!)
はい!喜んで!」敬礼微笑
風刃と名付けられた最上さんを託したいのは、お前だ
と、迅は恵土から告げられた
真剣な目で、迅は争奪戦に挑み、全員蹴散らしてみせた
