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Unlimited【ダンまち】

第100章 未来(さき)へ





玄関先から入って右側にある
(廊下先の突き当たりには階段)
明かりのつくリビングに行くのに……
時間が掛かった


最上「恵土…」
恵土「…?」

最上「二人には…お前の過去を見せた
了承も無く、勝手に進めて済まない」お辞儀
恵土「ぶんぶんぶんぶん!!)」瞑目し頭を振る

最上「大丈夫…
二人はもう、お前に怒ってはいない

ちゃんと理解しているよ」

恵土「……………………

ありがと」

それでも……
戸を開けることから
出来ずにいた

城戸さんが見兼ねて手に掛けようとしたけれど
最上さんが手を挙げて止めてくれて
私を優しく見つめてくれていた

自分で開けた方がいいって、判断してくれて…

当の私はそんな気遣いに気付く余裕も余地も無いぐらいいっぱいいっぱいで…^^


かたかたかたかた
青ざめてがたがた震えて、真っ青になりながら息も荒げて、母の遺品の十字架を握り締める私を

とんっ←恵土の背に優しく右手で触れる
最上「大丈夫…
大丈夫だ」微笑

恵土「………(唖然)
(微笑)
」こっくん
押されていないのに…
すっごく安心感を感じた

大丈夫だって思えた

震える手で、ドアノブに手を掛けて、なんとか頑張って中に入った


そしたらさ…
林藤「おう!おかえり!!←手を振る
遅かったな!」
いつもみたいに、笑って出迎えてくれた

忍田「おかえり」
あんなことがあったのに…
笑ってるんだもん

泣いたよ
泣き叫んだよ


恵土「ごめん…
ごめん……!
突き放さないと…
また…喪う、のが…怖くてっ(涙震え)
それぐらいしかやり方、わかんなくて
でも村の皆にもお母さんにも家族にもまた会いたくて…
最低なこと言った
ごめん…ごめん!
だって家族がいるならその人たちと幸せでいて欲しいし!
一緒にいる時間限られてるし!
私なんかの為に使うよりそっち優先して欲しいし!
有吾の方…きっと、何かあったんだ…だから、どうしても
もう…いないから……
ごめん、もう…どこまで話せてるかわかんない!!」ぼろぼろ号泣震え
林藤「………(くしゃり)←笑みを浮かべ破顔する
こっちこそごめんな
でもな…俺達は仲間なんだ
家族じゃねえかもしれねえけどよ…俺は家族のように大切な存在と思ってる!
みんなそうなんだ!!
だから…お前一人で行かせたくねえんだよ」
恵土「ぶわっ!)ごめん」ぼろぼろ号泣


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