第100章 未来(さき)へ
その恵土の左手を引っ張り
無邪気に立ち上がって、満面の笑みで
秀次「こっち!!^^」
と叫ぶや否や、秀次は秀次の家までノンストップで、引き摺るように走り続けていた
公園内
陽介「秀次ー!!どこだ秀次ー!!」
かくれんぼ中だったようです
恵土が寝転がってた藪があったのは、公園の外れにある東端の穴場でした
少し時は戻り
公園に着く前
恵土「人混み苦手だし公園にでも行くかぁ)
はああああああ」肩落とし瞑目
あんな大喧嘩をした後なので気落ちしていて何も頭に入らなかった
あんな風に人に斬り掛かったのは初めてだったから尚更
当時、秀次は陽介と公園までの道のりで追いかけっ子をしていた
道路の真ん中でコケて
青い中型車に轢かれ掛けた子を
恵土はスライディングしながら、左腕で掻っ攫って助けた
右側を敢えて浮かせて、車が見えないようカバーしながら
子の両足を左腕上腕に乗せて右腕で背を支えて浮かせながら
半ば姫抱きの状態に近かった
恵土「大丈夫か?
(ぱんぱん)←子を立たせて衣服についた埃や汚れを手で落とす
怪我は無いな、よし」微笑し頭なでなで
陽介「秀次!大丈夫か!!?
秀次「うん…//」ぽー
陽介「どこか打ったのか?大丈夫か?」
秀次「大丈夫…」終始上の空
現在
恵土「そーいや秀次って呼ばれてたなあ
……………もしかしてお前だったのか!!?
『今気付いたのか…;』
秀次「はああああああ;」嘆息
二宮「まったく
秀次が理由もなく惚れるわけがないだろう」瞑目呆れたように嘆息
恵土「そりゃそうか;ごめん」合掌
他にしていたこと
・滑り台で落ちそうな子を手で支えて戻した
・ジャングルジムで落ちた子を助けた
・ブランコで放り出された子を空中で両腕で受け止め、反対側の子のも助けてと泣き叫んでいたので足で止めて助け、駆け付けた親に感謝されるも背を向けたまま左手を上げて振るだけに留めた
その間もずっと秀次の目は恵土に釘付けだった
陽介が木登り中、樹から落ち掛け
陽介「秀次!!助けて!!
秀次「陽介!!」
たんっ!!
三角飛びで木々を移動しながら空中で姫抱きで陽介を受け止め、木の上に着地
無事か尋ね、「は、はい、大丈夫です」という返事を確認後
木の上からブランコに近い木の上、ブランコの上の柱と安全柵を飛んで移動し、陽介と叫んだ子の隣に着地させた
