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Unlimited【ダンまち】

第100章 未来(さき)へ





迅『……あれは空気や空間を強化してぶん殴って無理やり攻撃力に置き換えてるだけ
あの人の本領発揮は他人の強化であって、戦闘じゃない
サポート特化の力なんだよ』
小南『そうだったのね…』

迅『実在化の力を無理やり応用して、他人の力を出してそれを強化することであれだけの攻撃量を叩き出してたんだ
本来の力単体のみで言うと、半分にも満たない威力だと思う

戦闘方面だけで見ると
貧弱だし
防御特化だし
向いてないし
適性も無いし
そもそも気質からして『真逆』だし』
恵土『えーん』しくしくしくしくしくしく←テレパシー

一言毎に、頭が衝撃(重石)を上から下へ落ちていき
それを受けて、恵土の頭が一段ずつ下がってゆき

最終的には地面に突っ伏して五体投地で泣き崩れていた


小南『…そこまで言わなくてもいいんじゃない?;』
駿『迅さん、恵土先輩ぼろ泣きだよ?;
悪口言われてるみたいで哀しい、みたいになってる;』
迅『あ、ごめん!許して;』合掌
恵土『許す』ぐすん
『許すんかい);』
恵土『だいすきだからいいよ』ふっ←消えた

駿『消えちゃった
迅『気力だけで幽体離脱してきた感じかな
俺達を心配して』

小南『あんた恵土に何言ってんのよ
そんな恵土に
迅『本当にごめん^^;あはは』
小南『もお!』

迅『俺が言いたいのは…
恵土先輩の神の力は、攻撃向きじゃなくて、『結界とか防御、己以外の強化』向きだと言いたかったんだ

結界、つまり防壁を張る方が最も一番有力に力を発揮できるはずだと思う』

『なるほど…』


小南『でもそれで悪魔の力に対抗できるの?結界
迅『無理』頭を振る

『無理なの?;』


迅『神の力と悪魔の力は干渉し合えないらしい
で、幸い恵土先輩は生身がある
気絶させたり使えなくすれば問題ない

けれど悪魔には…』俯き言い淀むように固まる

風間『実体がない
だな?』

迅『そういうこと(相変わらず鋭いなあ』微笑し頷く

小南『ええ!?どういうことよ!!?
迅『干渉する術が無いんだ
はっきり言うとね

だから倒せない
無力化できない
そこまでは見えている』
『えええええええええ!!?』

駿『そんなの助けようがないじゃん!!』
迅『だから困ってるんだ
まあ大丈夫

あちらから接触があるはずだ…
恐らくね』

そう…2人組のネイバーの過去を映した画面を睨んでいた


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