第18章 絶対安静
フレイヤ「ふふっ。
これでも気を使ったつもりなのだけれど?^^
新婚で二人きり、となればやることは決まっているじゃない?」くすり
フィン「済まないが、流石にここでする気はない^^」
フレイヤ「ええ?何の為に呼んだかわからなくなるじゃない」むっ
フィン「生憎、僕もケイトも人に見られて興奮する性癖は持ち合わせてはいないからね」
フレイヤ「それもそうね」
あっさりと退いてくれた。
ケイト「ねー、何の話?」もぐもぐ
フレイヤ「この料理は美味しいという話よ」
ケイト「そっか^^♪」にこにこ
フレイヤ「いつまでもそのままでいてね^^//」なでなで
話の流れから内容を察せてないのはケイトだけだろう。
初心というか…ピュアというか…もう少し察しがよくなればとも思う。
心配だ。騙されて連れ去られることなんてあるかもしれない(思案顔)
汗が頬を伝って落ちる中、心配で堪らなくなった。
フィン「いいかい?初対面だからと言って全て信じられるとは思わない方がいい。
気を付けてかかってくれ」
フレイヤ「そうよ。騙されてはダメ」
ケイト「わかってるよ。
そもそもまともな情報も与えてもらえないで散々振り回された口だもの。
初対面の人を何でそんなに信頼出来るの?」
フィン&フレイヤ『…え?;』汗&硬直
ケイト「第一さあ、信頼できないよ。初対面の人なんて。
火事になってるだのなんだの言われて、必死に走って帰るのを見て笑われてばっかだったし。
知らないの?
面識もない人や合わない人ってのはねえ、疑ってかかるのが普通なんだよ。
存在所かその言葉も全部、ないものとして考えた方がいいんだ。
まともに受け合ってたらこっちがやられちゃう」
フィン「それじゃあ聞くけど…いつもの度を越した信頼はどこから?;」汗
ケイト「それは…その…//(目逸らし)
大好きだから、だよ//」真っ赤
フィン&フレイヤ『!!!』瞠目
真っ赤になりながら照れ臭そうに目線を逸らすケイトに、僕等は固まった。