第100章 未来(さき)へ
ちなみに8kmは…
近くの街から村までの距離80kmを想定して、山道で訓練されている
トリオン体よりも速いので、特段必要無い
取り立てて取り入れる必要も無い
ということがわかった
恵土「すっげえすっげえすっげえすっげえ
なあなあ!
なんでこんな遅いのに乗るんだ?」
『へ?』
恵土「ん?
大人なら8kmなんて10秒もあれば着くだろ?
自己強化型で無いお母さんでもそれぐらいで着いたぞ?
私でも1分だもの
ばあちゃんでも最速だと5秒程度だし
背負って乗せてもらったけど
でもこんな大人数で乗れないよなあ
すげええ」キラキラ
有吾「ちょ、ちょ…
それって……
村の常識か?」
恵土「ん?
そうだよ?
あ、じゃあ追いかけっこしよっか!
8km先で待ってるから」
がちゃ
有吾「お!おい!走行中」
恵土「またな〜!!^^
この道真っ直ぐ行くから〜!!」手を振りまくる
ぴゅうううううううう
あっという間に見えなくなってゆく恵土
マジか…;
そう言葉を残していたそう
車を運転していたのは城戸、当時有吾と同じ22歳でした
最上は19歳ぐらい(試験中)
魂の色=気質によるトリオンの質
それは始祖神様が教えたもうた
神聖な技能であるとされ、信頼できるものにしか伝えてはならないとされている
纏い、集中もその一環で
トリオンを流し込む際に、全身のトリオンの動きを目を瞑って追うことから始まる
一族の必須技能とされており、あって当然、出来て当然のものだった
が、外からの人は違うので、各々出来ることをすればよいという認識だったそう
トリオンの操作技能は高等技術であり、気が動転していれば使えなくなる
子供の内は特にそれが顕著であり、その訓練も踏まえていた
いざとなれば恵土だけでも助ける気でいたそう
だが…大丈夫そうなので手を出さず、見守りに徹していた
恵土は
村の人達は…私を恨んでるんじゃねえかな
と零すぐらいには…とっても良くしてくれていた
集中や纏いは、トリオン体より燃費も良く
トリオン切れになりませんでした
集中:一部に集中させる
纏い:全身やものに纏わせて強化する
何人攫われたとかでは無く、ネイバーからすれば目障りでしか無かったよう
攫っても特殊技能で何をされるかわからなかった
その為…ミデンに通り掛かれば撲滅を選んでいたそう
