第100章 未来(さき)へ
麓台町
元は城戸さんの親が幼馴染故の諸事情から借りてくれた部屋
今は有吾の名義になっていた、遊真を戸籍登録していたそう
30年前…
当時は兄弟揃って12歳で小6、両親とは既に絶縁状態にあった(小4から絶縁中)
15で成人の地域と知って、弟は一層早く結婚したいと言っていた
有吾と満男は双子で同い年だった
流石に12でお見合いは無いだろうと訝しむ有吾を置いて、嬉々として飛び込む弟を楽しそうだしまあいいか
と流す他無かったそう
手紙や連絡を定期的にすることをちゃんと言い聞かせてから別れた
村の人達は有吾に嘘を一切付かず、婿入りしてもらうからには命に代えてでも守りますという言葉を受け、それに押し黙るしか無かったそう
一緒に行こうと弟から言われるが、有吾は馬鹿言うなと一蹴して断っていた
しかし…その言葉には一つ抜けていた
ネイバーから…という部分が
この頃から戦乱下にあり、バムスターによる誘拐では無く暗殺が行われていた
その時に婿入りの大金を、村の人は有吾に渡したそう
親に渡さないのは何故か有吾が尋ねると、弟さんが一番心を許し開いている相手だからと伝えられたらしい
弟さんはこちらで守るから、そちらも気を付けて
と村の人は残していた
恵土の母は14歳でした(祖父より相性が良かったので既に継承済み)
村では基本は15で結婚し所帯を持ち
中3(15歳)で大卒の知識を持ち卒業してからが大人としてのスタートとされていました
実家へ忘れ物を取りに帰還していた折、ネイバーに襲われ両親が殺され実家も半壊した
ネイバーが有吾へ迫った瞬間、村の人が目視できない光速投擲で爆散させ、それを受けて撤退した
両親は共に親がおらず祖父母がいなかった
それにより一人で生きていかなければならない
身を守るにも、自分で守らなければと
ネイバーと戦う術を得る為に、村の人と接触を持ちネイバーフッドへのゲートを作ってもらう
帰りは保証できないという話を何度もしたが、それでも折れず、強引に行ったそう
そしてネイバーフッドへ侵入し、そのままトリガーとゲートを手に入れ、なんとか地球へ帰還した
戦乱中のようで、手当たり次第に戦えるものを潰して消していっているらしい現状を有吾が知ったのはこの時だった
その時…ネイバーフッドの全貌を知り
一筋縄ではいかない状況であることを理解した
