第100章 未来(さき)へ
恵土「村長は始祖神から直々に
私が、始祖神を宿せる最たる人格者、隔世遺伝たることを伝えられたことにより
直々の申し出ということもあり手も出せず、静観に努めることになっていた
村は全体で3000人程度の人口で…
皆が皆、使えていた
文明レベルは…散切り髪ではあったんだが…
昭和初期程度か?
医療は外と同じだったんだが
村として認知されたのが平安時代
でもあまりにも不便なんで盗賊も来なかった
自給自足してて困ったことが無かった
戦争でも生き残るだけ考えれば大丈夫だったし
桑を一振するだけで1ヘクタール畝付きで開墾したり
火を吹いたり何も無いところから水を出したり電気を発したり雷を落としたり嵐を巻き起こしたり色々だったし…
丸ごと斬ったけど
『脳筋!;』
恵土「まあそうなるのも理由があって…;
村長の息子、剣豪の…私の剣の師匠のせいなんだよね
『師匠!!?;』
駿『いたの!!?』
恵土「こっくり)
自らのトリオンを強化して掴んで脳天を吹き飛ばすものだった
村長のサイドエフェクトは空気操作だったらしい
剣豪のサイドエフェクトは…身体操作
感覚の全てを研ぎ澄ませ、鋭くさせるものだった
剣の師だった
私の家にある木刀は…
あの時…7歳の時に使ったもので
3歳の誕生日に貰って、2歳の内に本家の親戚筋に2,3回誘拐され掛けたこともあって、用心棒兼師として剣を交えてくれていた
なお…親戚筋は処理された(埋められた&死んだ)
自らの型を見つけろ——
その教えは…前世の父上と同じだった
前世と前前世の記憶を戦闘のみ保有していた頃でもわかるぐらい…
剣技のみの勝負では引けを取らなかったが…
鋭さが圧倒的に劣っていて
何分子供の体じゃ、トリオンを纏わなければ大人には力じゃ叶わない
剣豪「どんなサイドエフェクトも
力の前では無意味!!
斬り裂け——全てを!!」
そう剣を突き立てられていた
力が同じなら…互角の勝負をずっと繰り広げていられたと思う
今の私でだが
『!!!?』
恵土「ギリ村長に一矢……
報いれるかな1勝だけ!
1000本先取勝負で
あの人はもう勝てるかどうかさえ…」遠い目
ゲンナリとした顔で遠くを見ていた
『なるほど』
『上には上がいたと』
小南『そこでポッキリ折られてたのね』
皆が皆それに納得していた
