第100章 未来(さき)へ
だから…父は兄を大事に思っていて定期的に連絡を取ってた、らしい
手紙に手のハンコを押させられたしな
少しずつ落ち着いてきた、丸くなってきていた…はずだった
有吾の…「親の言う事が正しいと思うな」ってのも、その経験から来てるんだろ」
小南『なんか…かわいそうになってきたわね;』
遊真『でもいい人ではないんでしょ?』
恵土「まあな…(俯く)
理由がなんであれ、経緯がどうであれ…
やっていいことと悪いことがある
あいつはそれを破った
それが全てだ
理解はしたが許す許さんは別!」
遊真『ふむ…
オヤジの言いたかったことが…なんとなくわかった気がする
苦労してきたんだな、どっちも』
恵土「ははは!!^^
まあ…
子は子!親は親だ!それに縛られる必要は無い!!←笑いながら自身の膝を叩く
私はそう…有吾から教わったよ
最初に引き取ってくれたのが…養父になってくれた人が有吾で、本当に良かった^^」
遊真『…そうか』にや
恵土「うん!^^」大きく頷く
遊真『オヤジのやつ、昔のことは置いてきたって全く話さなかったんだ』腕組み
恵土「そっか
まあしゃあないよ、あの境遇じゃ
麓台町に住んでたらしいがどうなってることやら」ふむ
遊真『あ、そこなら俺が継いでる』挙手
恵土「そっか
その手続きの為に来てたんだな有吾
あいつらしいや」ふふっ←目を細めて笑う
遊真『親父の弟の私物は?』
恵土「ああ、全部こっちに婿入りした時に持ってきてたとさ
あ、テレビとファミコンは有吾が使わないからいいぞって言って貰ってきたんだと
子供時代、一緒に遊んでたらしいものでな
……襲撃でぶっ壊されちまったけど;
だから気にすんな
その為に広めのを借りたんだってニヤついてたもん」ふふっ
遊真『俺一人暮らしなんだけど;』
恵土「ま、家族が増えた時の備えに取っとけ!
立地最高だぞ!^^♪
城戸司令と有吾は幼馴染だったしな
ネイバー関連で苦労してたそうで、最上さんもその頃に一緒に組んでたらしい
私を助けに来た時には外せない用事でいなかったけど
私が有吾の養子になる際に手続きに動いてくれたの城戸司令だったしな」
『そうだったの!!?』
次々に明かされる情報に、目を丸くするばかりだった
あまりに情報量が多過ぎて
追い付くのに必死の周囲だったようで
一部はメモを取り出す始末だった
