第100章 未来(さき)へ
トリオン能力を伸ばす為に、使い切ってから寝るようにしなさい
という教えが裏目に出た
難無く殺されてしまった
その末に…結界が割れて解除され、維持出来なくなった
精神状態により起動を出来なくなった時と同じ状況に陥った…(ぎゅっ!!)←腕組みした左腕を右手で握り締める
千年続いた歴史…
一度ネイバーフッドに攫われ人体実験を受けた一族は…
こうして滅んだ
私一人を残して——
トリガーを最初に使用したのは6歳と記載されている
だから26歳になった1年前に行った
弧月のような戦闘用トリガーを初めて使用したのは、7歳からだがな
だから…
小さい頃(7歳時)、第一次大規模侵攻時(23歳時)、第二次大規模侵攻前(27歳時)
となっている
神の力を使って
1年間、ずっと戦い通ししていたことも併せて伝えられている
1年前…私が1年老けたのも、ここまで視力が大きく落ちたのも……
滅亡を止める為だったからな
で…お前らに会えて…やっと……取り込んだ副流煙との戦いも終わった
だからまあ…
村も…家族も…みんな……
私が殺したようなものなんだ
皆死んで…跡形も無く、散って行って…
自分一人だけが生き残っちまった
あのトリガーは…
村を守りたいという想いがあっても
精神の余裕が無くなれば…機能しなくなるんだ
だから……トリオン兵の侵入を許してしまった
そして——あの虐殺に繋がった
その件も併せて書いたのが…
20周年記念本なんだがな?
1年前に発行されたのも
何故1年早くなのかも
どうして1年加齢したのかも…
全部載ってる
地球が滅び掛けたのも
それを食い止める為に白帝を介して神の力を使い、自らを対価とした結果…
1年歳を食っちまった
それで…まあそういう特殊な現象が起こりましたよ
的な話でまとまってる」
修「壮絶極まりない人生ですね…;」
恵土「まあ…
そんな精神無ければ
とっくに投げ出して逃げてるからな!はっはっはっ」から笑い
『誰でも逃げます/逃げるわ』大きく頷く
恵土「まあ兎も角だ…
私自身……
もう…一人だけ生き残るのは嫌なんだ
どうせ誰か死ぬんなら…それは、自分でありたい
あ、自殺願望は無いから^^;
ただ単に…誰の死にも…二度と会いたくないし、誰かがそれと会って欲しくない
ただ…それだけなんだ」