第99章 瘀血(おけつ)
風間『……木虎』
木虎『はい』
風間『恵土の側についてやってくれ
この症状はあくまで精神的なもので、時間経過、あるいは側にいることで根治可能だ』
木虎『なるほど(頷く)
わかりました』微笑
背を擦り続ける木虎に、風間は説明した
小南『こんじ(根治)って何よ?』
林藤『病気や症状を一時的に抑えるんじゃなく、根本から完全に治すことな』キラン!指を立てる
小南『なるほど』
林藤『じゃあ俺は本部に戻る←扉へ向かって歩き
報告もあるしな←バーハンドルに手に掛ける
任せたぞ』振り返り様に笑い掛ける
小南『了解』キラン!
そのまま林藤支部長が病室への扉を閉じようとした時
林藤『うお!』仰け反り
太刀川『持ってきた!朝食!』ぜえ
風間『走るなお粥が溢れる』
太刀川『う;すんません;』
そしてそのまま林藤支部長は本部へ帰り
太刀川は無事、朝食を届けることに成功した
恵土「………
っぅうう」
太刀川『魘されてるな』
ことっ
太刀川がベッドに備え付けられたベッドテーブルの上に載せる中
恵土はずっと苦しそうに魘されていた
小南『なんか起こすのかわいそうね』
木虎『もう少し待ちますか?』
風間『いや起こす
『ええ!?』
風間『胃液もそんなには無いだろう
水を飲ませて吐かなければ食べさせる』
太刀川『マジか;
背中支えようか?』
風間『ベッドのスイッチの電動で起こせる
背を預けられる方がいいだろう
人の手だと不安定で、下手に揺らせば逆効果だ』
『なるほど』
小南『やけに詳しいわね』
風間『無理を言って先輩から全学年の教科書を貰った
もう全て勉強し終わっている』
小南『6年生までの内容全部!!?』
風間『いつか役に立つんじゃないかと思ってな』ふっ
太刀川『頭どうなってんの;すげえ』
木虎『流石風間先輩』
菊地原(まあ当然でしょ)ふんすっ←自慢げ&外で見張り中
忍田『今のところ様子は?』
菊地原『問題ありません
ボーナス忘れないで下さいね』
忍田『ははっ、了解^^;』
軽く揺すると息絶え絶えながらに起きた
風間『恵土先輩、朝食です
食べれますか?
本当なら時間を置いた方がいいのですが、胃液が刺激になることも考えて今食べた方が比較的楽だと思います
まず水を飲んで問題が無ければ食べて下さい』
小南『へえ、そうだったのね
風間『プラセボ効果だ』通信
小南『!!?』
