第99章 瘀血(おけつ)
風間『本当は医療上は良くない
だが食べれる内に食べた方がいいし体も楽になるだろう
食べれた、吐き気がしない、という経験が元になってな
早いに越したことは無いし、この際思い込みでも利用した方がいい』通信
『なるほど』
風間『お粥です』
木虎『少しずつでいいので
ゆっくり食べて下さい』微笑
恵土「あり…がと」
さすさす
ベッドを電動で起こし
木虎の介助もあり、時間を掛けてゆっくり、少しずつ食べていった
スプーン半杯ずつ
小南『なんとか大丈夫そうね』
風間『ああ、思い込みが思いの外利いている』
太刀川『あ~…恵土の場合、ききそうだもんな』
風間『お前もな』
太刀川『え!?;』
風間『木虎
えずいたら背中を擦って時間を置いてくれ
会話でも何でもいいから稼ぐんだ
木虎『了解』
通信で話し合う、恵土と秀次を除く皆だった
からっ
風間『食べれましたね
吐き気は?胃はムカムカしますか?
恵土「だい…じょうぶ」口元を手で押さえる
風間『恐らく吐き気止めの入った点滴を打たれると思いますが
ガラガラ
タイミングばっちり
『すげえ…』
説明を代わりに風間が受け
点滴を打たれることになる
そして…
青ざめていた顔色がやっと安定し…
そのまま眠りに付いた
風間『後はこのまま寝かせておいた方がいい
少なくとも昼、食事までは』
『凄い…』
小南『なんていうか…開いた口が塞がらないわ
風間さんいつの間に』
風間『ボーダーで世話になっていた人、助けられた人がいて
捨てるのならとダメ元で頼んだら快く譲ってもらえた
その時に他にも声を掛けてくれたようで全て揃った』
『なるほど』
風間『秀次も寝かせておけ
安心して寝た時間は無いと聞いている
小南『え?迅から?
風間『ああ』
迅『はくしゅっ!!』←玉狛支部にて
遊真「大丈夫?風邪?」
迅『いや……
噂話かな?風間さん辺りか』
『?』
迅『人気者は辛いねえ、はははっ^^』
風間『その手を勧めてきたのも迅だからな
『ええ!?』
風間『どこまで先を読んでいたのかわからん』
水を飲ませる際
風間『冷たいものは飲ませるな
温かいものがいい
熱いのはやめろ
負担が掛かる
小南『湯気が立つくらい?
風間『人肌程度だ
今はまだやめておいた方がいい
もう少し回復してからだ
冷たいものは一番最後だ
『了解』
色々注文を付けていた
