第3章 家族として
《二つ名》とは、Lv.2以上の冒険者に神々が与える称号のことらしい。
それは「神会」における話し合いで多数決によって決定される。
Lvが上昇する毎に改名の機会となり、現状維持の時もままある。
ケイト「あん!!?//;」たじっ!
アイズ「Unlimited(アンリミテッド)!//」キラキラ
レフィーヤ「カッコいいというかケイトさんそのもの!?//」ごくっ
ティオナ「ちょうどいいから契約しちゃえば?」
ティオネ「神を除けばオラリア最高の鍛冶師だし、誰も文句ないでしょう」
ケイト「えっと…?」
『うんうん』こくこく
椿「手前は大歓迎だ^^」
ケイト「よ、よろしくお願いします」ぺこり
椿「よし来たあああ!!(ぐっ!)
Lv.5同士仲良くしよう!」ぎゅっ!
ケイト「え!?同じレベル!?」
椿「そうだとも!」ぶんぶん
手を握ってぶんぶんと振られる中、私は驚くばかりだった。
その後採寸され、デザインについての話に移って盛り上がった。
アイズ「もう少し派手なのがいいと思う」
ティオナ「いっそのこと全身キラキラにしちゃう?」
ケイト「それで戦えってか!?;」
レフィーヤ「敵引き付けちゃいますよ!;」
ケイト「そうだよ!;
サンバ踊るのにしか向かないよそんなの!踊りながら戦えと!?;」
『ぶふうーっ!!//』←想像して吹き出した
椿「あっはっはっ!退屈せんのぉ!^^//」かっかっ
ケイト「えっと…せめてラフに、目立たない感じで;」
ティオネ「いっそのこと私達みたいな格好にしてみない?」
ケイト「そんな格好してたら防具が防具じゃなくなっちゃうよ!;」
ティオナ「あっはっはっ!ナイスツッコミ^^」けらけら
レフィーヤ「もう!真面目に考えましょうよ!!」ぷんぷん
アイズ「白」
『?』
アイズ「白が合うと思う。ケイトの髪は黒くて、肌が白いから」
椿「なるほど。一理あるの」じっ
ケイト「というか…この服ってズタズタじゃなかったっけ?;」
ティオナ「リヴェリアが繕ってたよ?」
ケイト「わあああああああああああ!!!;(頭抱)
申し訳ない!;申し訳ない!;着の身着のまま一つしかないのに!!;
なんてっ!;なんてことをおおおおお!!;」
アイズ「そんなに委縮しなくても大丈夫だよ?;」おず
詳細が決まったのは夕暮れになってからだった。