第3章 家族として
椿「さてと、関節部分は固くない方がいいだろうな。
普段着と戦闘用で二つ作ろう!
頭を護る形はフードでいいだろうか?」
ケイト「はい!
『ドロップアイテム』はこちらにあります。
本当に使ってもいいの?;」おず
『いいから!』←4人ハモってる
ティオネ「そもそもあんたが倒したものでしょうが!」
アイズ「文句を言う人はいない。
そもそもフィンが「自分で倒して手に入れたものなのだから、その『ドロップアイテム』を使って造ってもらうように」って言ってた」←預かっていた人
ケイト「そ…そっか;」
椿「金属は金属繊維として造るか」
ケイト「あ。
あと、魔石を入れる小物入れなんかも邪魔にならないように付けれれば、欲しい…です(挙手&おず)
その、注文が多くてごめんなさい!
どうか、よろしくお願い致します」ぺこり
椿「うむ、任された!
それと、そんなに畏まらんでいいぞ。
今あるものでも明日までには作れるだろう。
所で長袖と半袖ではどちらがいい?」
ケイト「えっと…長袖、かな。動きを束縛しない程度の」
ティオネ「意外ね」
ティオナ「邪魔にならない?」
ケイト「その…傷跡を見られたくなくって;」しゅんっ
ティオナ「あ;ごめん!;」ぺこ
ティオネ「なるほどね」
椿「あいわかった!パーカーのようなものでもいいか。
所でどうだ?
手前(てまえ)と直接契約しないか?」ずいっ&キラキラ←興味津々
ケイト「えっと…それって一体?」
椿「ああ。鍛冶師(スミス)と冒険者が直接結ぶ契約だ。
お主が持ち帰った『ドロップアイテム』で手前は強力な武器や防具を造り、格安で譲る。持ちつ持たれつの関係だ。
そういえば自己紹介がまだだったな。
手前は椿・コルブランドだ。椿と呼んでくれ。
お主の噂は兼ねがねより主神様(ヘファイストス様)から聞いている。
《無限飛躍(アンリミテッド)》のケイト」キラン
その瞬間、私達は硬直した。
文字通り固まった。
そう言えばまだ《二つ名》教えてもらっていなかった!!//