第98章 天泣(てんきゅう)
アフトクラトルにて
元々は皆使ってるのと同じ長さだったのだが…
ヴィザ爺への攻撃へ、手数が足りず対抗できなかった
全身を使わないと思うように振り回せなかった
のもあって
ぶすぶす燃えてから
あああああああああ!!と怒号と一緒に叫び
ヴィザ爺は何事かと手を止め刀を下ろした
話を聞くに…
サイドエフェクトで痛覚による先読み出来ても、すぐに思ったように動けないので困る
長いと重い(トリオン体にとっては軽い)、振り回しにくい(振り切るまでにどうしても時間が掛かる)
といったことから…
前世から扱いに慣れていた脇差に大きさを指定するように言った
刀を短くするように異議を申し立てた
変えるのは刀の長さのみでいいと
他は変えないでいい、と
結果…完成形に至る
間近に迫るそれへの攻撃範囲、そこへの回転率を上げて、対処を即座に全て同時に行う為にである
前世でも
太刀はあったが、家の守り用に置いており
鎌倉時代から代々残されていた脇差を常に使っていた
それもあって、扱いに慣れていたのもあり、全く同じ長さを所望した
柄は14cm
刃長は42cm
全身は56cm
と細々と指定していた
鍔は無くていいと
近くに迫る攻撃への攻撃、その回転数を上げる為
刀が短いと回転数が上がる
その影響を受けて小南も短いのを使っていたそう
片手につき1本しか使えない、両手で持てないが十分とのこと
風間からすれば、もっとスコーピオンを使って欲しいそう
有吾と揉めながら作った
皆と一緒になって完成させたのが弧月
有吾との舌戦の末、何度も何度も何度も何度も何度も何度も完敗させられたこともあり…
恵土「うう〜!」ぶすぶすぶすぶす
湯気が頭から上がり続けており
完成した矢先、有吾をぶっ刺しました
その為…思い入れも強いので多用している
前世の脇差と同じ長さ、幅というもある
あまりに強いのでヤラセを疑われ
正々堂々と剣道最強と名高い戦争経験のある厳しい剣豪とタイマンを張り
57秒も真剣で鍔迫り合いをし、見事勝利を収めた
で…その弧月は弟子にやると決めていたので、練習用にと木虎にあげた
「貰えません!」と食い下がられたが
恵土「ずっと私を守ってきた相棒だ
お前を守って欲しい
それに繋がるんなら…それでいい^^」
その言葉に…木虎は受け取るしか無かった
