第98章 天泣(てんきゅう)
私と同じ想いを——他の人にはさせない
真剣な顔で戦闘へ赴く現場での写真
それに白い字でデカデカと書かれる
無邪気に、楽しそうに笑う満面の笑顔の写真に下記の言葉が各色の字で書かれる
『その笑顔は…』『か、』『か』は白色
『虚像(強がり)』が青色
『本物(心からの笑み)』が朱色
その笑顔は…
虚像(強がり)か、本物(心からの笑み)か
なんて雑誌にも載るぐらいでもある
マスコミ受けもいいことから
今でも度々、必要に応じて駆り出される時もある
例の取材に関して尋ねられるも
恵土「攻めている時が好機と
更なる攻撃に来られ兼ねないので防衛に努めます
たとえ遠征隊が救って連れ戻せたとして…あなた達が無事でなければ意味がありませんので」
パシャパシャパシャパシャ
凄まじいシャッター音が切られる中
真剣な表情を崩さず、真っ直ぐに見据えて返していた
恵土「はあ〜!疲れた」
どさっ
控室で腰を落としてから溜息を零していた
三雲に対しても
恵土「C級がなんであれ…
まあ…そう判断したのは上だ
攫われたにせよ
目を付けられたにせよ
過ぎたことはもう戻らない…
これ以上の悪化はさせない(真剣)
だから…一人で抱え込むな」
ぴんっ!!
三雲(デコピン?)額押さえ
恵土「お前一人のせいじゃない
市民がバッタバッタ死ぬ未来だってあったんだ
お前は防いだ、それへ繋げてくれた
それだけでいい
今は…出来ることに専念しろ」
三雲「……はい!」真剣&力強く頷く
恵土「…」にこ&微笑む
戦闘シーンは子供達もよく見ており(ダビングしてあり何度か見返している)
連絡チャット(携帯とライン)も恵土が与えたものだったりする
慰問の所も映されている時もある
「恵土姉ちゃんはいいんだよ
派手だから」
「絶対一番目立つとこにいるもん!」
『な!^^♪』顔を見合わせ笑い合う
隠岐「ええ〜;」
トリオン体に帽子を被ることを提案された隠岐と
されなかった恵土との対比?
脇差を抜刀し円を描くように振るう姿
そのまま横一文字に振り抜き
納刀する瞬間も込みで
戦闘時は寡黙で…真剣な表情と鋭い眼光
ボーダー設立時所か創設時よりも前からいて
戦場を数え切れないほど渡ってきたからか
貫禄半端無い
触れたらそれだけで斬れるイメージしか湧かない
恐い
近寄り難いイメージ
