第98章 天泣(てんきゅう)
正隊員なので
給料(固定給)+出来高
S級なので、固定給はA級より上乗せされている
学歴に関しては度々話題に上がるのだが…
高卒認定を受け大卒(薬学)
人体の構造把握の為、だが資格は取らなかった
その時間が惜しいし要らない
生涯ボーダーでいるつもりなので不要、そう決めたら揺るがなかった
と…表向きは通されている
だがその実態は…「金や私欲の為」や「受かれば勝ち組だ」と欲に駆られる思想、等々…不浄が多過ぎてとても受けれたもんじゃない
人間の醜さが死ぬほどたくさんあり過ぎて、受ける気も受かる気も消え失せた
同格と思われたくない、同輩になりたくない、という想いが強く働いてしまい
絶対なりたくない、で強く固まってしまったそう
大学でいじめや嫌がらせに似た行為は受けていたのもある
が、卒業はしたらしい
そのまま流されるがまま国家試験を受けた…が
醜い欲の皮の突っ張った人達と混ざりたくない
そんな資格なら要らない
と、自らの意思で蹴ってしまったそう
恵土「要らん…医療人になるぐらいなら死んだ方がマシだ!!」真剣怒号&白く両目の瞳孔が発光していた
元々医療不信のようなものはあったが、それに拍車が掛かる結果となった
病院を毛嫌いしていたのも…掛かりたがらないのにも繋がった
人を救いたい、同じ想いをする人を減らしたい
等という動機の人はおらず
あるのは金金金金金金金金金金金…
何においても金は必要というのが実情なのは分かっているがあんまりだ
という…あくまで受ける側の立場に寄り添った結果
死んでもなりたくない、という結論へ至った
その結果…専業のボーダー隊員の道を自ら固めた
薬剤師の道をちらつかされれば
恵土「死んでも言うな!!!!!・・」両目発光
即座に大激怒し憤怒の怒声をぶちまかす
親の仇を前にしたかのような反応に眉を顰めたが
東からも周囲へ制止の声を掛けて回ることで沈静化した
古くから戦友として付き合っており、たまに肉を食べに行くほど非常に仲が良い
今世が最終試験なんだよねぇ
一兆五千億年もチャンス与えて頑張ったよねえ
削りで命と自我と記憶が亡くなっていきながらさあ
等々お礼の酒の席(恵土の奢り)にて漏らしたが、東は他に流すことは一切しないで聞きに徹し、誰にも言わずにいてくれた
その為東へ全幅の信頼を寄せている
