第98章 天泣(てんきゅう)
なお…オチはちゃんとあり
ヒュースに
ミラへ言った言葉(大好き)を言うと…
恵土「あぅみ゛ゃてぃでぁああ!」
ヒュース「それ……
愛してるとかそういう言語だぞ;」困惑
恵土「え゛」硬直
生身同士のやりとり
ヒュース「しかも夫や妻にしか言わない二人きりの時に使う」
恵土「…………
ミラああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」大絶叫
その頃…
ミラ「ふっ」キラン!したり顔
ウィザ爺との戦いは
引き取られた当時
やや押され気味、だが負けない
3か月後
ほぼ互角、引き分け
半年後
拮抗状態、少し勝つ
剣技のみの勝負であり
トリガーを用いての勝負は恵土の勝ち越し
剣技のみで勝った頃辺りから、引き留めることは難しいと見て、例の提案がなされた
アフトクラトルの市民として認める、だからアフトクラトルから出るな、と
『頑張れヴィザ様ー!!』
『あなただけが頼りです!!』
『ボッコボコにぶち倒して下さい!!』
倒された全員が叫び散らしていた
その声援の中でのことである
恵土『にいいいいいいっ』
恵土が声援ににやりとした顔で振り返り
馬鹿にしたような笑みを零して、ウィザ爺に向き直った
恵土『けけけけけ♪』
ぶちいっ!!!
『ぶち殺せええええ!!』
『是が非でも仕留めて下さい!!!』
『やっちまえええええええ!!!!』
恵土『ききききききっ!♪』
喧々諤々、ブーイングの嵐
ウィザ『やれやれ…;』
苦笑混じりに溜息を零す他無かったとか
実は結構調子乗りでした
7歳というのもあったのかもしれない
そして…ヒュースにより分かったことがもう一点
ヒュース「ウィザではなく、ヴィザだ」
恵土『えええええええええええ!?;』
当時は舌っ足らずと理解不足かつ読めなかったので真似して発音していたのだが、間違えていたと
ヴィザ爺当人は気にしていなかった
可愛い孫ぐらいの認識でいた
去る当時、対面時
ウィザ「いきなさい
——若き芽吹きよ」微笑
恵土「ウィザ爺——!!
愛してるううううう!!」大好きのつもりで言った
ウィザ「!
…まったく…
(じわっ)
本当に…成長して」
目頭を押さえていた
爆炎と噴煙が撒き散らされる中、兵士が何事かと駆け寄る
ウィザ「目にゴミが入りましての」
噴煙の中で発した言葉だった