第17章 雨
そしてまた近寄る人は、また一人、一人と増えていった。
ティオナ「私もハグうううう!!;;;」わあああん
ケイト「ごめんよおお愛してるよおおおおお;;;」わあああん&ハグ
フィン「やれやれ^^;」くす←離されたことで、若干寂しそうに少しだけ離れる(ケイトの右肩に左手を乗せたまま)
ラウル「ケイトさん!無事でよかったすうう!;;」だきっ!←ティオナの後ろ側からケイトへ跳び付く
アキ「ちょっと!;ダメって言われたばかりでしょ!?;
手を握るぐらいにしなさいよ!」
ティオナ「苦しいいいい;」←サンドイッチ状態
アミッド「あなた達、いい加減に!
アイズ「ごめん。アミッド」
アミッド「?!;」汗
アイズ「私も、限界」
ぎゅうっ!!
左側から縋り付くかのように、アイズはケイトを抱き締めた。
その目は涙ぐんでいて、鼻をすすりながら。
ケイト「あ…皆、ごm
ティオネ「団長泣かせてんじゃないわよこの馬鹿!!」
ばしこぉーん!(ティオネがケイトの脳天を叩く)
ケイト「…ごめんなさい;」たらたら
ティオネ「どれだけ団長が泣いてたかわかってんの!?;
今までに一度だってそんな機会なかったのに!!一度もよ!?一度もなのよ!!?;
それなのにあんたが死にそうになる度不安そうな顔で誰もいなくなった執務室で顔を歪めてぼろぼろぼろぼろ!ぼろぼろぼろぼろ!!;」←言いながら泣きそうになってる
リヴェリア「本当なのか?想像もつかんな」
フィン「…まさかいることにも気付けてなかったとはね^^;」
ガレス「それだけ余裕がなかったんじゃろ。仕方ないわい」苦笑&溜息
ロキ「よっしゃ!ケイトが歩けるようなったら宴会や!!」
レフィーヤ「ケイトさんん!!;
フィルヴィスさんを止めて下さい!;;また背負い込んで悩んでてえええ;;」
ケイト「何ですと!?;
わかった!呼んできて!!」
レフィーヤ「はい!;」だっ!
ケイト「無事だって証明してみせる!!!
(びぎぃっ!!)!!痛いいいい;」半泣←大声の反動
アミッド「いいですか!?
絶対安静患者なんですからね!?」
ケイト「はい;」ぐすん
フィン「一波乱、また起こりそうだね…」
ガレス「そうじゃな」
リヴェリア「ああ…また、大変なことに陥らなければいいのだが」
そんな賑わいの中、ようやく事態は収束していった。