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Unlimited【ダンまち】

第17章 雨





アイズ「あの…ごめんなさい」

ベート「…!?;」さあっ!

次の瞬間、全身の血の気が引いたことを感じた。

冒険者としての勘が働き、全身から嫌な予感に駆られていく。


思わず冷や汗を流しながらどういうことか問い詰めようとした矢先、ロキが叫ぶ。



ロキ「そういうことらしいでー!?皆聞こえとったかー!?」
ばっ!!

笑顔で語りかけた矢先、複数の建物の屋上から見知った顔の連中(ロキ・ファミリア全団員)が現われた。


ベート「………は?;」ぽかーん

ティオナ「聞こえてたよー!」にこにこ&両手を口の横に合わせて叫ぶ

ティオネ「あんな馬鹿でかい声で叫ばれたら、ねえ?(ふっ」肩竦め

レフィーヤ「聞いてて恥ずかしかったというか嬉しかったというか…//
今までかけられてた発言を思い返してたら、とっても…きゃーっ><//」

気恥ずかしさのあまり悶えつつ悲鳴を上げるレフィーヤ。
ベートのそれはもっとだろうが、想像を超えたそれは固まる以外を許さなかった。

ラウル、アキ、アリシア、クルス、ナルヴィ、下位団員達に至るまで涙ぐんでて、しっかりと伝わっていたことが一目瞭然…


リヴェリア「全く。世話が焼ける」嘆息

フィン「もう少し素直になってくれたら僕達も助かるんだけどね?」にや

ガレス「がっはっはっはっはっ!^^
素直になったベートなど最早ベートとは言わんわい」にやにや

ロキ「アイズがなあ、元のファミリアに戻って欲しいって言うとってな?
で、うちが一芝居持ち込むよう唆したんや^^♪」にやにや

アイズ「その…ごめん、なさい」おずおず&頭下

ベート「な?は?え?…アイ、ズ…てめっ」ぎりっ
ティオナ「ねえティオネー!ベートのあれ、何て言うかわかる?!」にやにや←ワザと大声
ティオネ「ええ!前にロキが言ってたわね。ツンデレ」にや&キラン

ラウル「ベート『もう誰も哭くんじゃねえ!!!』
痺れました!!ベートさん!
あの罵倒にそんな意味が隠されてたなんて!」
リーネ「私!ベートさんのこと信じてました!!//」
「誤解しててすみません!」
「これが神様の言う『萌え』なんですね!!」
「ツンデレ!」「ツンデレだ!!」
「ツンデレベートさんちーっす!!」
ラウル「ツンデレベートさん素敵っすね!!//」キラキラ
ぶっちぃ!!!!!


次の瞬間、何かが切れる音がした。


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