第1章 出会い
出会いは見ての通り、大荒れだった。
私の隣ではアイズお姉さんが首を傾げ
神々の傍ではベルさんが騒がしい喧騒を止めようと奮闘し
そして肝心の神様達はというと…
棒が倒れた方に!じゃんけんで!取っ組み合いで勝負だ!!!
ということで、私を賞品とした取っ組み合いが繰り広げられようとしていた。
ロキ「うちの雄姿見とってや!うちのアイズたん!」
アイズ「うん。頑張ってロキ」ぐっ
ロキ「よっしゃ!嵐でもなんでもかかってこいやあああああああ!!!」ごおっ!!!←燃え滾っている(正しくは萌え?)
え?何?…
へえ。うちのをスルーしたのは下手に介入すれば消えちゃうから?
鎮火しちゃうからそうやって鼓舞したんだ。へえー
『Let's fight!』
カーン!
ケイト「って待てええええい!!;(エアちゃぶ台返し)
その決定に私の意思ないじゃん!!;
肝心の私は!?;個人の意思はどこ行ったああああ!!;」
『……あ』
ケイト「あじゃないわ!!;」
『……』ちらっ
?何で神様達で顔を見合わせてるの?;
ヘスティア/ロキ『ごめんよ;/悪い;堪忍な;』ぺこり
ケイト「えっ…と…いえ、こちらこそ神様にでかい口きいてすみませんでした;」ぺこり
素直に謝られると、反応に困る;
ロキ「で、ケイトの志望する家族はどんなんがええんや?」
ケイト「えっと…年上の女性がいる場所?」ちらっ←アイズを見る
ヘスティア「君何歳!?」
ケイト「15歳」
ヘスティア「しまった!;同い年しかいないいいい!!;」頭抱←悲痛な叫び声
ベル「神様、落ち着いて下さい!しっかり!;」
ロキ「よっしゃ。うちで決まりやな」キラン←したり顔
アイズ「うん」頷
ケイト「お姉ちゃんが…欲しかった//
(何でかわかんない…わかんないけど…
体の奥が熱くなる…そんな戦いを……身体が、渇望してる)
それと…あなたと、戦いたいです」
アイズ「頷)うん。私も、だよ」微笑
『笑ったあああああああああああああああああ!!!!』
その笑みは破壊力抜群だったらしい。
男達の絶叫が、ギルド中に響き渡った。
その後、ロキのファミリアにとりあえずは「見学」という形で行かせてもらった。