第95章 神(しん)
元オラリオでは無く、キアスで統一するのでそのつもりでお願いする←5940ページ参照
つまりを言うと…
主犯格の癌さえ居なければ、こんな事にはならずに済んだ
全ての発端は、不幸の始まりは、主犯格の癌だったと言っても過言では無い
何より…彼の「責められたくないだけ(好きにしたいだけ)の本質(中身、心、在り方)」はなんら変わりもしていないのだから——
なお…ガノンドロフ(主犯格の癌)が描かれた『ゼルダの伝説時のオカリナの世界』は、ちゃんとガノンドロフは罰(犯した罪の対価)を受けているので癌の世界でもなく、実在する世界に分類されている(リボーンとダンまちは癌の世界に分類されている、ケイト(本体の分体)がいてようやっと実在する世界)
その為…何故本として実在するのかと議論になった
その際、ケイトは伝えてくれた
ケイト「その世界、癌の世界を書いている人は、絶対的に癌だよ
親和性が高いから、そちらの様子が見えるしはっきりとわかるんだ
で…なんでこの世界に本として残すかと言われたら
癌化、罪の植え付け、同化に対して、免疫性、抗体を持って欲しいから
らしい」
『……………
なるほど』
リヴェリア「だが危険性が高くはないか?」
ケイト「そうでもしないと燻り出せないでしょ?
煙で追い立てて逃げたのが抗体を持った人、逆が近しくて危険な人だから諸共消せるって訳」
『なるほど!!』おお〜!!
アスフィ「つまり…」顎に手を当てて考え込む
ノアール「実験場?
ケイト「そう!
闇の煙では無く、一番酷い闇の墨汁から試して
それから闇の煙で一斉に燻り出す
って流れなんだって
で、染まらず、消えず、汚れなかった、逃げ切ったものこそが、そうでない存在、人って訳」
フィン「一つ質問してもいいかな?」挙手
ケイト「どうぞ」
フィン「つまり…君の一存で巨悪か善性かが分かると?」
ケイト「それもそうだね
『!!?』驚愕
ケイト「だってこちらに何するかが分け目だもん(お手上げ)
私がやることでも決めることでも無いし、本人が選んで決めた結果だもん
知らないよ
人の本質なんてこちらが決めるものじゃないんだし…」
フィン「……そうか」腕組み俯く
ケイト「だからそんな気負わないでいいんじゃない?
なるべくしてなったんだからさ
人の責任や罰まで抱え込む必要無いよ」淡々
