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Unlimited【ダンまち】

第95章 神(しん)





だから1年もの間、ずっとされるがままだった(拷問実験)
それだけじゃない…

ずっとずっと不運の連続に晒され続け…
キアスに着いた瞬間から解放された、ようやっと対価を支払い終えて

ばっちゃん「辛い選択になるよ?
たとえ蘇っても、一生目を覚まさないかもしれない
それでも…?」
ケイト「構わない!!
なんだってやる!!何年だって耐える!!
1億年!1兆年掛かったって構わない!!
埋め込んでくれ!ばっちゃん!!今すぐ!早く!!
ばっちゃん「そう急くんじゃないよ
あんたの覚悟は受け取った、今すぐにでもやろう
馴染むまで時間が掛かる
それまでの間…災厄に無防備になる、不運にも見舞われる
それでも…本当にいいんだね?
ケイト「当たり前だ!!!!
私が助けないとなんて言ったせいなんだ!ナビィも望んでたとしても私が思ったのが発端なんだ!!
あいつの為ならなんだってやる!!ずっとずっとずっと…一緒に生きてきた家族なんだ!!たった一人の…大切な相棒なんだよ!!!」滂沱

ばっちゃん「わかった…わかったよ
これ以上はもう言わない

あんたが孫で…私は誇らしいよ^^」くしゃり

優しく頭を撫で、光と共に額へ吸い込まれていった


ナビィが転生してもなお死に掛けていたから、そのことから恐くなりトラウマになっていたこともあり、ノアールに魔力を過多に送り精霊寵愛にというのが事の顛末、その行動へ至った流れだった

5651〜5658,5660,5661ページ参照


だから山程の幸運にも恵まれ、それに肖られ群がられる始末だった←1177〜1180ページ参照


そして補足させてもらうと…
キアスで主犯格の癌に害意を抱くものは皆、神国に移り住んでおり
それ以外は皆、キアスに留まっていた

これが…リックスという少年一人しか助からなかった真実、事の真相だ

主犯格の癌に対して、悪感情を抱いていた点が大きかったそうだ
事実、彼の祖父と、主犯格の癌に殺されたケイトの恩人ミルキお爺ちゃんで親交(仕事仲間兼腐れ縁兼悪友)があったが故だったらしい
養生の為に神国コクーンに移り住んでおり、神国民でもあったのだが、祖父の死の間際の最期の頼み(お前とミルキと共に過ごした、3人皆で笑い合った場で死にたいという望み)から、一時的にキアスに里帰りしていたことで起こったのだとか…

5910,5926ページ参照


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