• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第94章 創傷(そうしょう)





2025年10月18日22時45分
今もなお水便が収まることは無かった


10月14日吐き気が止まらず腹痛と発熱(39度5分)に見舞われる
10月15日朝から晩まで水便が止まらない(1時間毎)
晩に雑炊うどんを食べる
10月16日からベッドに寝た切りに
10月17日朝に軟便になったが
再び水便に…

そして今…起きてからも水便で…足に力が入らず、ふらついていた


熱に魘されていた時
下痢で苦しみ眠りについていた時

地球に再び訪れた時に垣間見えたものに苦しめられていた…


ガノンドロフ
『ゼルダの伝説、時のオカリナ』という世界線において

主犯格の癌は、そちらなのだという…


全く同じ魂で、姿なのだと……


自分のしたことを悪いと思えず、全て自分に都合良く歪める
そしてそれを人にも強要し、悪いことで返されないのが当然とする

その態度が、悪癖が、生き様が、全く同じだった…――


どんなことをしても、悪くないのだと―――



自分の責任では無いのだと――――



目的の為なら手段を厭わない

こちらの世界では、人助け、英雄になること
それを理由に挙げることで

人々の生活を脅かし、街を破壊して回り、危険に晒したこと
己を大事に想い尽くしてくれた人々を傷付け、守らず、死なせた(アマゾネス狩り)こと
それらを全て正当化した


己の助けたい人を助けてくれたからと、脅かされないようにと、情報操作の必要性に駆られた為
改宗よりも護衛依頼よりも優先した結果、守られもせず感謝もされず死んでいった

死後もなお…墓参りも謝罪も感謝も一切されることすら無く…
さぞかし無念だったろう

浮かばれない行為をどれだけ取っても、何も痛まない…
申し訳無さも、罪悪感も…痛みも苦しみも何も感じない

微塵として感じない


だから笑って、犯罪をした街に居座り闊歩し、した場所を大手を振って通り、誰からも攻撃されないのが当然と笑う


笑い掛けて回る



その精神性が、歪さが…どこまで行っても同じだった



人の優しさを優しさとしない所も
恩を恩とも思わず、罪を罪とも思わない所も

どんなに英雄に憧れがあっても
人を見ず厭わない点(中身、心)が、側(上っ面)のみの模倣に通じ(転じ)させ

ニセモノにしかさせずにいた


自分は悪くない依存症は…何も変わること等無かった


/ 5980ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp