第17章 雨
結果として、街に対する意見を纏めておく為に話し合いの時間を設けた。
いずれにせよ、皆同じ気持ちだったことが判明したというわけだ。
まあ…そんな彼女だからこそ、それに対するベートの暴言が赦せないというのもあったんだろうね。
ちょうど朝に整理を付ける為に一度話し合い、街に対する方針を決めたその日(4月18日)
ベートが他ファミリアのアマゾネスとデートしていたとアイズに聞いたわけだが、言うまでもなく怒り狂ったティオナとティオネの怒号が乱れ飛んだ。
恐らく情報収集の為に取引としてその流れに入らされてしまったのかな?
そう憶測を付ける中、なおも怒号は乱れ飛び続けていた。
ティオナ「私達が苦労してるのにっ!自分は楽しく女遊び!?;」頭抱
ティオネ「何やってんだ!あのクソオオカミイイイイイイ!!!・・」
闇派閥への捜査で変化が訪れたのは、ちょうど次の日の昼になってからだった。