第92章 新たな神武(しんぶ)
「主犯格の癌」と「癌」と「隠れ癌」は、「癌一同」と呼ばれる
「癌一同」は皆、自らが犯した罪をかえりみず、「自分に都合よく捉えて欲しい、自分は悪くない」という欲(願い)を抱き続ける
それにより、「その願い」を現実にする為に、犯した罪が大き過ぎたが故に「罪」が自ら意思を持ち、行動に移した――そのものが望む通り現実とする対象は〖『「全て」』〗に対して…「下記の効果」が齎される
「自らの罪」を分化させて切り分け、全てに対して植え付ける
「それ」は、植え付けられた全てへ「呪い」として効果を発揮する
常時「自らに都合よく捉えさせる洗脳」と「自らを悪と認識出来なくさせる毒」を齎し、全てへ「癌化」を齎し、「癌」へ変異させ、「己の操り人形と奴隷」とさせ、その上で一緒になって全てを消滅させる「罪」を「再度犯させる」
そして――その対象は、「癌一同」=「自ら自身」をも含む
「その行為」は「更なる罪」である為、「罪は減るはずも無く一向に増えるばかり」なのだという…
だからこそ…「癌」は、「癌」から抜け出すことは決して出来ない
「自らの過ち」から逃げ、背負うことからも逃げ、罰を受けることからも逃げ、
罪を罪と捉えず、悪を悪と認識することも出来ず、「堕落」そのものへ走った存在だから―――
過ちを認めない内は、成長等出来やしないのだから―――
「主犯格の癌と癌がするそれ」を、当時であれ今であれ、「全てへの癌化」に加担し幇助する「共犯者である隠れ癌」
「同じ罪」を抱くものはお互い、必ず「癌一同(互い)」へ惹かれ、「その罪」に触れる(接する)ことで「触発(罪の表層化)」され、再び「加担」し、「同じ罪」に染まり、中でも「主犯格の癌」から齎される「洗脳と毒」に抗えず消えるのだと
もしたとえ持っていなくとも…その「洗脳と毒」は「強烈な罪」そのものである為、植え付けられたその時点で、抗えず、「都合のいい操り人形や奴隷」として使い潰されて、死ぬまで利用され搾取され通しに遭うのが落ちだという
もし染まっていなくとも、「善意や好意、信頼を抱いていればそれに寄生され、気付かぬ内に「主犯格の癌」の為に死なさせられていた」という面が大きく目立つ
話が大きく逸れてしまった、済まない;
それから無辜の民を守る為に必要だったのが『2代目がこの世に生まれること』だと言いたかった
