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Unlimited【ダンまち】

第92章 新たな神武(しんぶ)





神域との付き合いはそちらの方が長い

その言葉に、皆が皆…納得した訳では無い


しかし…理由としては



化身化の力とは…諸刃の剣だ――そう容易く与えていいものでは…




そんな考えを見透かされているようにも感じた




リヴェリアの言うように、懸念材料もある

生半可な耐久度では耐えられない
第一、許容量が少ないからこそ4倍という比率となって現れているのだろう


実在化を及ぼす影響度の割合として…――初代と比較して



それも……生まれたての赤ちゃんからして、4分の1程度の強度ということとなる



ケイトは魂が2800歳
1兆5000億年を100歳として換算すると

寿命100歳の内
0.0000001866667年
0.00006813333日
0.0016352時間
0.098112分
5.88672秒

『生後5.88672秒の赤ちゃん…?;』たらーり
計算した折、そういった反応が返ってきた



0.7秒で亡くなる初代と、生後約5.9秒の2代目

初代の方は衰えはすれども、
片割れの存在だけで、それと一体と化していたことで、
初代の4倍もの比率を誇る力と強度を持つケイトを、圧倒し、操作してみせた


ケイト以上の力を発揮して…力の使い方がなってないとばかりに…‥乗り移った際に……←4377~4381ページ参照



初代『この子は――自分よりも他人を大事にする人だから
それが――対価

その個性こそが、始祖神の証明』

そう…言っていた理由が、今になってみれば痛いほどにわかる


原初の始祖神は皆、下記の行動を取っている

『己の命と自我と記憶』を対価に、「全てへの癌化という変異(癌一同からの罪の植え付け)」を〖浄化し、無力化する〗
『己の全ての自由と時間』を対価にし、全てへの〖上記の効果〗をより一層確実たる強固なものとする
己がばら撒く『神の因子』は、『全てへ及ぼす、神化という神への変異』を齎すものであり、それが『実在化と自浄』『魂と霊体』の双方への2倍同士を互いに掛け合わせ、力と強度を結び付け底上げし4倍とさせる『触媒』と化している


「全消滅全殺し創世神の親殺し」という罪を抱かないものを助ける為だけに、この世に遣わされた存在――それが『原初の始祖神』

創世神の親と、創世神は…全く同じ存在であり、代替わりした存在だから―


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