第92章 新たな神武(しんぶ)
その後…留守番組となるのは誰か大いに揉めた
アルとディは流石に連れては行けない
それには大いに同意した
アル&ディ『わかった、ウルとグラと待ってる!』
そう鼻息を荒らくして
むふーん!!//と任せてとばかりに満面の笑みで見送られた
バイバイと手を振って、コクーンにある王宮ではなく自宅の方(東屋)へ帰っていった
今から水車の音でも覚えさせる気かな?^^;←1728~1730ページ参照
胎内学習(胎教)なるものを知ったらしく、大いに貢献する予定らしい
アルはディと話を盛り上がらせていた
が、エルフ三剣士と五ェ門が常識や知識も身に付けるべきだと釘を刺していた
それも織り込みつつ頑張る予定のようで、また報告するとのことだった
フィン『頼んだよ』
苦笑交じりに返すそれに、黙って各々頷いて返していた
ケイトは以前もやったように、同様にやってみせた←4620,4621,4633ページ参照
十字架も、4人を守る様にして…
安心して楽しんできて!とばかりに、ふんすふんすと兄と姉の役割を果たそうとする優しい背に、僕等は優しく抱擁で返した
もう二人だけのパパとママじゃなくなるからね
とも言い出すそれに…僕等は笑った
子供の成長は早いね
そう返す僕の声に、ケイトは答えた
うん…誇りに思うよ
そう、笑って…
ここまで来るのに、随分と時間が費やされたようにも感じる…
そう感慨深げに空を見上げる最中…
揉め事は急速に発展していっていた
なんでも……
居残り組は嫌だと揉めていたらしい;
メキメキと実力を身に付け、急速に発展していっていた
その腕を見込んで頼みたいことが在るのだと…
そう招待を受けたことも相まって、より一層白熱していたらしい
次期創世神である僕等8人は居残り組から除外されるとして、それ以外に誰が行くかで揉めるのも当然のようだ
全員化身化出来るとは言え、人数制限を尋ねた所
22人で行くつもりか?と問われ
エル『23人です!!』
と憤慨とした面持ちで、憮然と答えるエルに…
困惑したような表情を浮かべてから
女性「どうする?」
男性「最大で15人を想定していた」
とのことで
争いが勃発するのも止むを得ないという訳である――;
8人居残り組決定戦なるものが執り行われ出した;腕っぷしで決めようと