第92章 新たな神武(しんぶ)
嫌い――←1308ページ参照
そんな生温いもの(次元)では無かった…
ケイトが、それを呑み込んでまで…
押さえ込んでまで…
死んで欲しいとまではどうしても思えない為だと知った
いや………無理があり過ぎるだろう!!!!!!!理由はわかったけども!!!!!!!!
その心中は一つとなっていた
ティオナ『死んで欲しいと思えないってどうなの人として!!?;
崩壊し過ぎもいい所だよ!!;そんな言葉じゃ全っ然足りないし!!;』
なお、ケイトが居る原作の世界線ではケイトはオラリオにも行かず、街は滅んだまま精霊王の森で保護され養生しており、隻竜も状況が異なる為倒されないままでいた
そして――ベルがウィーネと出会った瞬間に、世界は消滅を辿ることとなった
だから…この世界が創られたらしい
原初の神々談
つまり――
リヴェリア『ケイトがオラリオに来ていなければ…』
フィン『確か主犯格の癌が異端児と出会っていたのは…
恐らく、始祖神の闇を倒す前…倒した後で宴会をしていた折には既にいた←1482,1498ページ参照
その日は確か)6月7日、いや…もっと早い段階で
『全て消えていたと』
顎に手を当て考え込みながら呟くそれに、ケイトを除いた皆は一様に異口同音に発する
『おい運営!!!!!!!!!!!;』テロップも同時発言
原初の神々『精霊に導かれてオラリオに来たのは間違っているだろうか
その名は文字通りそのまま!!』キラン!!ぐっ!!←サムズアップ&ナイススマイル
『…‥…;』たらーり硬直
ケイト『それ以上の末路を辿るとわかっていて…
何故、死を求める必要がある?
消えると知ってはいたし、薄々勘付いてはいた
ただ…認められなかっただけで……
それが洗脳と毒…←3864,3890ページ参照
つい先日、植え付けられた「呪い」によるものだと知った
初代やフィアナに解除されないままで居れば…←2767ページ参照
危うかったのは…皆同じだ』←3832ページ参照
フィン『元を正せば悪いのは全て主犯格の癌のみだ』
原初の神々『「癌一同」だ/よ
悪事を悪事とも思わない』
『恐い;』
こわごわという表情で皆が固まる最中、表情を強張らせる僕達に
ケイトは笑い掛けた
とても優しい目で…細めて、微笑しながら
愛しいものを見る眼で――