第92章 新たな神武(しんぶ)
それに対してケイトは波乗りを突如し出した…;
し出してしまった…;
が、咄嗟に斥力を及ぼし合うことで波の牢獄から脱出し、難を逃れていた
ケイト『ふーっ;
すっげぇ技;』
アーニャ『どーニャ!』むっふーっん!!えっへん!!
ケイト『すげぇよビックリした!』
アーニャ『やったニャー!!)』にやにや
オッタル『燃え上がれ
立ち昇れ
ボルケーノ・インフェルノ』
地獄の業火が出現し、全てを溶かし切って諸共消え去った
ケイト『エゲツナイ…・・』がくぶる←目が点
エル『時空の壁よ…全てを見通せ!
雷鳴発勁!!』
雷鳴の如く轟音が一瞬だけ轟いた直後に、時空間ごと破壊を齎す音波によって全てが瓦解して忽然と消し去った
ケイト『すげぇ…
((はっ!!)
あかん、ダメだ;←瞑目し頭を振る
単調な反応ばっかりになってる;
こういう時は…いや、こういう時こそ!!
しっかりとしないと!!!;』ぐっ!!!←拳を握り締めて震え出す
エル『どうでしたか!?師匠!』キラキラ
ケイト『うむ!大変良い出来栄えであった!』
エル『ありがとうございます!!』お辞儀
アイズ『え…
いつ、師匠になったの?』
ケイト『いや…;それは』ちらっ
エル『心の師匠です!!
生き様です!在り方です!!
立派なので勝手にそう呼んでいます!!
模範にすべき師と!!』どーん!!
アイズ『納得!!』こっくり!!←力強く頷く
わかってる!!
とばかりに手を差し出し、互いに握手を交わし合っていた
後に…熱い視線同士が交錯し、それと共に……ケイトに対する熱い想いをぶつけ合い、高ぶり合っている様子が散見された;
後にティオナも交じって論争にまで発展し、喧々諤々とした言い争い合いになり、決闘にまでなっていた;
一番お気に入りの場面は何か、確たる場面こそが至高等と言い合っていたらしい;
ティオナ『やっぱり一番は『必ず守る』だよ!!』
エル『いいえ、そこも捨て難いですが一番は!!
やはり『今ある全てが歴史の証なんだ』です!!
2代目が初代の抱える闇を打ち破るのエモいですよ!!』
アイズ『2人共わかっていない!!
一番いいのは…
私達の為に泣いてくれた…『一緒に居たい』!!』
『…‥……
分かり合えぬ!!!!』ばぢっ!!!!
睨視した直後、3人による三つ巴の戦いの幕が切って落とされた
