第92章 新たな神武(しんぶ)
その快進撃は…
誰にもどうにも出来ないほどの記録であり、生涯を持っても破られることは無かったという……
後に、化身化禁止の立て札が出るほどと成った
ケイト『ええええええ!!;』ガーン!!
フィン『まあ、妥当な所だね
資源を全て奪われるのも必至だし』
リヴェリア『その分だけ希少価値は下がる
更に言うなれば…冒険者たちの生計に支障が出兼ねない』
こっくり
深々と僕が頷く中、そんなあああああ;とケイトが声を上げていた
どれだけ効率よく出来るか検証してみたかったのに;とのことだが…
もしそれをやればドロップアイテムも魔石もとんでもない数になるので、修業空間でやることを推奨しておいた
あれなら資源が増えることも無いし、あぶれることも無いからね
ケイト『はーい;』しゅんっ
肩を落としたまま
若干落ち込んだ状態で頷かれた
アルテミス『無限の矢』
全てを無限に矢で射貫き全滅させる
ケイト『おおおおおおお!!百発百中!!』
アルテミス『ふっ』キラーン!!微笑←心底嬉しそうに髪を手ですく
ロキ『漆黒の棘(トーン)』
ケイト『ええええええ!!?
闇で無数に貫いた…そっか、闇と木か!』
ロキ『どやあああああ』にやり!!えっへん!!
フレイヤ『恍惚の純愛』恍惚微笑
ケイト『なんか抱き締めたくなってきた』
フレイヤが発する光と共に魅了された迷宮全体の全てが自ら自死する中で、とんでもない言葉を呟いていた;
テロップ『ある意味カオス』
椿『滾るわ!!
燃え上がれ!紅蓮の焔!!!』
ケイト『おおおお!!全部蒸発した!!』
本質が火、心が闇
だけあって効果覿面、高火力だね
ラーニェ『プレッシェンド』
ケイト『闇が水みたいに浸透して全て溶かした!!?』
本質が闇、心が水
糸が闇と成って水のように浸透して文字通り全てを溶かして消してしまった
アイシャ『ザグド・ウリムラ』ギラリ!
怪しく眼光が光ると共に闇に全てが浸食され、消えて行った
蛇に睨まれた蛙のようにケイトは動けずにいた
レイ『ウィンド・神風』
ケイト『おおおおお』
全てが光に包まれたと同時に風へと変異させられていった
メイ『圧殺^^』
ケイト『こあぁい』がくぶる←恐いと言いたい
迷宮を文字通り一塊とした
アーニャ『シェンド』
強大な波が互いを強め合いながら迷宮全体にまで波及し消し飛ばしていった
