第92章 新たな神武(しんぶ)
ケイト『んっと………いいよ?』
エル『ありがとうございます!!(深々お辞儀)
あなたが死ぬまでですが…
お供させて下さい』微笑
ケイト『うん…
わかった!
死ぬまで守る!必ず!!』真剣
エル『あなたもあなたを守って下さいね?』じと目
たら〜り←ケイトが冷や汗を滲ませながら視線を顔ごと逸らし目を泳がせる
リヴェリア『本当にな』じと目で睨みながら頷く
『うんうん』皆一斉に頷く
ケイト『…………
が…勿論頑張るけども……
人を強化する方が得意なんだもん
特質って言うか特性って言うか、個性って言うか……;』
『言い訳しない!!』
ケイト『はい!済みません!!
力の限り頑張ります!!!』気を付け
『よろしい!!!』
地は星
星は引力
中心はマグマ
引力を齎すのも道理というものだ――
水は海
海は表面を覆うもの
海底火山の噴火(火)
以上により『水蒸気爆発』を起こし
『斥力』を齎す結果となる
主に浮遊や斥力を利用した突き飛ばしが多く用いられる
上記にある水蒸気爆発とは、海底にあるマグマ溜まりによるもの
俗に言う所の、マグマ水蒸気爆発である
比類なき神器
金剛鎧(ダイヤモンドガスト)
ウィービング
それらは化身化として一つに溶け合い、拳一つでやり合っていた
ちなみにケイトの技はと言うと………
全ての影響を、及ぼす力を跳ね返しながら一点へ凝縮し、更に加えられる力までをも常に接触部位から跳ね返す奥義――
その名も―――
エンドレス・ティアー
無限に層を重ねていく為の御業
未来へ繋げる為の技
奥義
それが…
Endless・Tier
無限に重ねていき、地層となりて後世へ遺る様に――
そう願いを込めた技
次へ結びつける人が無限に絶え無いように――
その想いが具現化したもの…
だから――全てを包み込み、全てを一丸とさせて…全てを叩き込むようにして放たれる―――
Tier
その言葉には、層、結びつける人、という意味がある
層のような膜
そして――
初代の化身化の御業でもある…
『始祖神の涙』
それとも準えて、ティアーと名付けたのだろう
パチパチパチパチパチパチ
原初の神々界から拍手を頂いていた
無限の層で、自由を勝ち取り…
次の世代へ結び付ける
私達は…『1つの層(世代)』なのだと――