第92章 新たな神武(しんぶ)
ケイトの熱波――その力の根源について説明する
斥力を与える
斥力(せきりょく)とは――
二つの物体間で互いにしりぞけ合うように働く力
要は反発する力だ
それに伴い、浮いたり、その場でトランポリンのように跳ねたり、宙を自在に飛んだり出来る
それに伴った、全ての無力化
――らしい
斥力(反発力=互いに遠ざけようとする力)
全てに自由を与える
全てを解放する
その経緯で覚醒めたのが――
互いを遠ざけ、距離を置き、自由に行動出来るようにする
である
その結果――
お互いに、互いを遠ざける力となって、化身化の力が覚醒めた
全てに斥力を与えた結果、反発、何も受け付けず、全ての無力化へと至ったという訳だ
全てと反発し合い、距離を保つからこそ
ケイト『フルカウンター!』微笑←メリオダスの真似っ子中
全部文字通り跳ね返せるという訳だ
斥力の理由…
水蒸気爆発
押し退けて弾き飛ばす力だから
熱波となった
らしい…
化身化をした当初
無重力やトランポリンにして楽しめていたのもそれが原因であるとも言える←5519ページ参照
その力となった理由は――痛いのも苦しめるのも嫌だ、傷付いて欲しくない、死んで欲しくない、消えて欲しくない…その願いを、魂の心からの願いを、従順に結果として現わしたもの、反映されたものだった―――
その為…攻撃(暗殺)を受けると
事象「あれ?この人、僕等を実在化してくれている人?」
事象全て『ダメじゃん!!この人が悪い!!』憤怒
全ての攻撃も事象も一丸となって、仕掛けた人達に総攻撃を仇返し悪魔め!とぶっかけまくる(総スカン)
ケイト『?』きょとん←その気も意図も何も無い、してもいない(皆無)
そしてそのまま事象の手によって警察に差し出されていた
タイマンでもない限り、何の影響も受け付けないといった事態へと変貌した
だが…全くダメージも受けず消耗も一切無い、といった点に関しては変わりなかった
無敵――と呼ばれるきっかけにもなった
それから――10月10日にて、だんじり祭りという行事を予定している旨を伝えられた
それは、住んでいる地域によって組み分けが変わるものらしい
始祖神が北
滅神が北東
邪神が東
清浄神が南東
廃棄神が南
世界神が南西
調停神が西
時空神が北西